確かお店は、仲見世通りの浅草寺に向かって右の通りだったかな?

抽斗を開けたら、目を見張る模様達が現れます。

皆さん、抽斗を開けて確認。

白地に、鮮やかな色線模様が引かれています。

写真撮って良いですか?
お店の雰囲気だけブログで公開して良いですか?

「商品も撮って良いですよ。全部撮って貰って良いです」
と、笑顔で勧めていただきました。
ありがとうございます。

せっかくお寺さんに来たので、詣っていこうか。

出来るだけ人を避けて写しているのですが、無理です。
殆どが外国の観光客みたいです。

印傳屋さんを、過去の記憶を探りながら歩きます。

さっき昇ってきたツリーが見えます。

印傳見る度に、おてもやんが浮かんできます。
印傳のイメージは、模様は羽の形状上後ろに飛べないトンボの柄、
敵に背中を見せないという事で愛された模様です。
色は、赤か茶色、紅色が多かったイメージです。
おてもやんお囃子の、あかちゃかべっちゃか、あかちゃかちゃ♪
鹿の革を加工した軽くて、シットリと柔らかい革です。

前川印傳屋さんです。
商品を撮りませんから、ブログ用に
店内の雰囲気だけでも写したら駄目ですか?
「良いんですよ、商品をいっぱい撮って構いませんよ」
ありがとうございます。

これから隣町の合羽橋で、調理用品を見て歩く予定でしたが
暑いし、特に目的無いし、今夜は食事会だしで、やめました。
帰ります。

これが本日収穫した文庫革の、財布と印鑑入れとメガネケースです。

手もみで白い革の繊維を柔らかくして、丸みを帯びたシボを作り、
熱を加えながら模様の型押しをして、色を筆で差していきます。

色止めをしたら、表面に漆を塗り、
真菰(まこも)の茶色い粉を振り定着させ、
使い込んだ様な風合いを持たせます。
これが文庫革です。

見ようによっては派手ですが、バッグに入れるのなら
ブランド財布より粋でしょ。
これは娘に渡るんかな?

こちらは印傳です。
印鑑入れと、財布を購入しました。
店主がなぜか、印鑑入れにピカピカの5円玉を入れてくれました。
僕はもう、死ぬまで印鑑を使う事は無いよと言ったのですが
「あるのよ」と奥さんが不敵な笑顔で言います。
なんか恐い。

この模様は何ですか?
「これはとても運気が上がる良い模様なんですよ。
ボタンと鳳凰です。ほらここに鳳凰が居るでしょ」
あっ、ホントだ、鳥さんがいる。