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KNIFEなんだけどね、どうしよ。

19冊のナイフマガジンがあります。

2ヶ月に一回の発行でしたから、38ヶ月、つまり3年超です。

最初の発行が1994年の12月号です。

今から25年前か。

僕がナイフメイキングに熱中してたのが、その頃なんですね。



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興味ある記事を見つけました。

ベルギーで手に入れた、田崎真也ソムリエナイフの記事です。


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1996年8月号の記事です。


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阿蘇市一の宮教育委員会主催の生涯学習講座に、

ナイフメイキング講座があったんだ。

凄い。


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1995年の10月号の記事です。


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上通りの、今はもう無い栃原ビルで開催した、これに行きました。


色々と、素晴らしい作品を見せて頂いた記憶があります。

この時に、僕の持ってるナイフのメーカーさんにお逢いしました。

声を掛けられなくて、遠くからあの人かぁと見ていました。


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今回、もし逢えたら、チャンと話をしようと思っていました。


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だけど、今回、会場に橋口さんの姿は見えませんでした。


元々ブームがあった訳じゃないけど、今は昔になってしまいました。

作品とメーカーさんの写真だけの席もあり、故・・さんと書かれてありました。


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ナイフ作りの人達も減っていくんでしょうかね。


ナイフマガジンも、とうの昔に廃刊になってしまいました。


当時鋼材を購入した、T刃物店のホームページを探してみました。

「出来上がったら、焼いてあげるから持っておいで」と言ってくれた

店主は通院している様子です。


あれから25年経ってるんだものなぁ、仕方ないか。

退職したらナイフメイキングしようなんて思った事ないけど、

ちょっと考えてみるか。

ネットで鋼材屋さん見て回ったけど、基本昔と変ってないし・・・

問題は、当時は自宅や会社の昼休みにシャカシャカとヤスリ掛けてたけど

今は、それを機械に頼ろうとしている自分だな。

ホントに面倒くさい作業が延々と続くんだよなぁ。

鋼板にドリルで穴開けて、切り出してヤスリで成形して、

ヤスリやペーパーや砥石でひたすらひたすら・・

ハンドル材も、糸のこや彫刻刀やペーパーでひたすらひたすら・・

しかも、奥さんからはその趣味は人には言わないでと言われるし、

目立たないようにジワジワとやってみようかな。


何故当時、ナイフメイキングを始めたのか、

単純に、ナイフの美しさに魅了されてしまったのです。

そして、自分の手に合った自分だけの、

美しいナイフを手にしたかったのです。


所持する理由を尋ねる、女性が時々いました。

それは、あなたがバッグを集めるのと同じ理由です。

美しいと感じるモノを集めたがるのは、人類に限らず

全ての生物のDNAに入っています。

かな?



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KKC残念でした。


またアイツだ。

もう、土の中を確認する気もない。

どっから入って来たんだ?


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あと2日もすると、繊維が出来てしまいそうです。


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収穫します。


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オクラの株を抜いて、底石を外します。

鉢が五つ、必要になりました。

今日は久しぶりに暖かい日射しが射しています。


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豚肉と甘味噌であえて、美味しく頂きました。


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工芸会館にやって来ました。

KKCの案内が、会館の何処にも貼ってません。

工芸会館の女性スタッフに、今日やってないんですかと尋ねると

「2階でやってますよ。」

案内が何処にも貼ってませんよ。

「あっ、ホントだ」


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二階に上がると、やっていました。

お客さんらしき人が3人います。

KKCのリーダーらしき方を探しましたがいません。


9席ほどのテーブルに、皆さんご自分の作品を並べています。

お一人はムッツリと目を閉じ、4人さんは一生懸命お喋りしてます。

刀剣を作ってる方は、お客さんと金属の話をしてます。

もう一人は親子らしいお客さんと楽しそうに話をしてます。


もう一人の方に、案内が何処にも貼ってないですよと話しかけましたが

「へぇ、そうですか。」で会話が続きません。


この展示会の目的は何?

もういいや。

自分でやります。

ナイフメイキングやめてからもう、27年経ってます。

思い出しながら、一本だけ作りますか。

鋼板買いに行こ。


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出口でイベントパンフを見ながら帰ろうとすると

スタッフがポスターを貼りにきました。

今なの?

もう15時だよ。


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帰宅して、焼肉のためのサンチュを植えました。


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サンチュの苗を昨日5株買って来て、今植えようとしたら

ひとつが茎から折れてます。

アイツです。

裏庭をブラリとしたら、アイツと目が合いました。

アイツは隣の草原の用水路の上のコンクリブロックに立ち、

僕を警戒しながら去って行きました。


隣の叢から庭に入って来るのは、ふさぎようがありません。

ひとつ、手があるか。

明日早速、買いに行こう。




梅雨時期のシースナイフ

梅雨の時期に気を付けなければならないものに革とナイフがあります。

ナイフは革に仕舞い込んだままだと水分を含んで錆が出たり変色したりします。
この時期には磨いて、シースから出したままにしておきます。

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初めてカードというものを使った買い物です。
ドルに換金していませんでしたので、普通はあきらめるところなんですが。
ネイティブアメリカン風のお土産物クラスのナイフです。

ラスベガスのミラージュホテルの中のショッピング街で購入しました。
アーケードには明るい青空の映像を天井に映してます。
ときおり流れ星やロケットが通り抜けていく映像が流れます。
フリーモントストリートほどでは無いけど、
時間の感覚がなく、時計を見ると、もう深夜2時でした。

そろそろホテルに戻ろうと出口を探しました。

入口は歩く歩道で、湖面の上を渡ってきました。
当然そこからは出られません。

出口を探してひとまわりしました。広いホテルです。
ふたまわりしました。まだ見つかりません。不安に襲われました。
お客さんはまだまだいっぱい居ますが、アジア人らしき人は誰もいません。

誰か外に向かう人はいないかなと、人の流れについて行きました。
ついに見つけたというより、こんなとこ?と驚きました。
入口はとてもゴージャスなのに
二人連れの白人が壁の非常口らしき扉を開けて外に出たんです。

暗い夜道を一人、MGMグランドホテルまで歩いて帰りました。
数人とすれちがいましたが、極めて安全な街と感じました。

ラスベガスはとてつもなく広い砂漠の中にある街です。
ここに来るにはたくさんの費用が掛かるし、この街にはポリスが多いです。

そういう事で日本より安全かも。


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これは熊本の橋口さんという方の作品です。

刃物屋さんに何本か置かれてあり手になじむやつを購入しました。
こんなもの何するのと奥さんに言われました。
何もしません。見るだけです。

いつでも刃を研いであげますと店主から言われましたが、
使いません。もったいないですから。

後日、KKC熊本ナイフメーカーズクラブのナイフショーで橋口さんをお見かけしました。

大きな太い掌の上に、僕のやつと同じナイフを乗せていました。
この人かぁ。
僕の奥さんも一緒でしたから、話しかけるのは遠慮しました。

自作のナイフをこんなに輝かせる為に鏡面仕上げ用のパフを探してまわりました。

僕の理想の形のナイフです。


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東京に一人で出張に行ったときに、一日自由になり、アメ横に遊びに行きました。

壁にずらりと飾られたアーミーナイフやランボーナイフに心躍らせました。
こいつを持って帰るには飛行機は荷物預けにしなきゃいけません。
いつも出来るだけ荷物を小さくして手荷物機内持込しかしない僕には面倒ですが、
誘惑には勝てず購入してしまいました。

これこそ本当に何するの?です。

もちろん刃は付いていません。

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これはシースナイフではなく折りたたみですが、

ターコイズブルーに惹かれて手に入れました。
小さいナイフで何に使うといったものではありません。

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これも小さいナイフです。
大好きなMOKIナイフです。
これは硝子のショーケースの中でシェルがキラリと光っていました。
リングに薬指と小指を入れて手の中でナイフを固定します。

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これはペーパーナイフです。
富良野プリンスホテル前の森の中にあるニングルテラスの
ログハウスで作られたクラフトショップで購入。

鍛造してるだけで刃物は付けてませんとのこと。
錆止めに一晩漬けてたら白っぽくなりました。
その後、磨いておいたら錆付くことはなくなりました。

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最後にこれ、もちろん金属じゃなく鹿の角です。
たぶん日本の街の中で2番目に好きな街、小樽のクラフトショップで購入。

砥いである側面が逆じゃないですかと話をしましたが、
当時の僕はペーパーナイフを手前に引いて切っていたようです。

今では先に押し出すように切ってます。
でもやはり手前に引いたほうが安全で力の調整も出来ます。

ところでナイフを持ってると変な目でみられます。

ただ美しいから持ってるじゃ駄目なんでしょうか。


ライヨールナイフ

ナイフが好きですね。危険な奴と思われがちだから、あまり他人には言いません。
なぜだか知らないけど惹かれますね。刃物店から鋼材を買ってきてドリルで
型抜きして、毎晩やすりでシャリシャリやってました。
ハンドル材はウッドマイカルタを手になじむまで削り、指の食い込み部分を
しっくりくるまで掘り込みます。楽しいひとときです。
旅行に行くたびにナイフを購入します。
特にライヨールナイフに惹かれます。細身で女性的で、その曲線とするどい光に。

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パリのデパートにも食器売場附近にナイフが置いてありますが、すべてライヨールもどきです。
もどきとは、LAGUIOREの文字にナイフの半開きのマークをかぶせたもの以外です。
と言っても、どれもライヨール地方の大手の工場で作られたものですから、もどきと
いったら間違いかも知れませんが。
海外では有名なのに本国ではなかなか手に入らないものってありますよね。
パリでカラーの南部鉄瓶をみました。安いなと思ったら全て中国製でした。
こんなに人気があって、中国からニセモノ(?)がいっぱい入って来てるのに
なぜ、日本で売らないんでしょう。売ってるのかな?
ライヨールナイフに関してはパリで見つけることは出来ませんでした。
モンサンミッシェルの通りの店でそれらしいのを見つけ、大急ぎで3本買いましたが、
僕が求めるものではありませんでした。
しかしついに、昨年冬にベルギーの街で見つけました。ショーウインドウの中のナイフを
本物と確認して店の中に入りました。店主は僕のライヨール好きを解ってくれたみたいです。
というか、店主もかなりのライヨール好きでした。店の奥からカタログを持って来て
オリジナルオリジナルと言いながら店中のライヨールを見せてくれました。
とりわけ店主がニヤニヤしながら、タサーキと叫んで出してくれたのが、これです。
僕も一緒におおおおおおっと叫んでしまいました。

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田崎真也のソムリエナイフです。
ソムリエチャンピオンを記念して作られたタサキモデルです。
田崎というかた苦しい漢字が、この街には不釣合いです。
という事で、日本に持って帰る事にしました。



プロフィール

ボエム

Author:ボエム
灰色の鶴の舞立つ漁村生まれ。
終の棲家探しへ。

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