fc2ブログ

サクラな一日

昨日タマネギひとつ貰ったよと奥さん。
朝から見に行くともう大きくなってる。
近いうちに娘に荷物送るからいくつか抜いといてとの事。

P1000787.jpg

でも今年は大きくなるのがなんか早いな。

P1000788.jpg

花も咲きだした。

P1000790.jpg

昨日スナップエンドウを買いに園芸店に行ったところ、なんと先週まであった苗が無い。
店のお姉さんに聞いたら、もう無いとの事。
じゃぁ種を下さい。種もないですねぇ。えーっ!

仕方なしにという訳ではないけど、ヘチマとインゲンの種を購入。
これがヘチマの種です。
おいしいヘチマって書いてるけど、いつもは普通のヘチマを買います。

P1000791.jpg

インゲンの種です。保存用の薬を塗ってます。

P1000792.jpg

2,3粒ずつ撒きます。
下のトレイは園芸店で貰ってきたものです。

P1000793.jpg

カラスにやられた二十日大根も芽が大きくなってます。
土を足して整理しました。

P1000795.jpg

スナップエンドウも少しずつ収穫できます。

P1000797.jpg

南阿蘇の春のクラフト展の案内ハガキが届きました。
どうせ来週行くから今日は別の所へとも思ったけど
やっぱり桜が見たいな。

来週の7日に家の近くの岡岳公園でフラワーフェスタをやるし、
伝統工芸館の天草陶磁器展も7日迄だし、アスペクタのサクラ祭も7日迄
でも、やっぱり高森のクラフト展ははずせないなぁ。

P1000799.jpg


遅いかもしんないけど花見したいな。
タケノコ食べたいな。

という事でアグリパークへ寄って野菜を探しました。

P1000800.jpg

ここは生産農家の方の野菜です。

P1000802.jpg

あります、あります、たくさんのタケノコです。
いつもならまだ希少で高価な筈ですが、安いです。
天候が変になってるんでしょうか。
毎年野菜が出回るのが早くなっているとの奥さんの話です。

P1000804.jpg

ワラビも出てます。一束百円です。

P1000805.jpg

裏の公園の桜は満開です。
地域によって開花のスピードが違うみたいですね。
今日行く高森の千本桜は一番遅く咲く場所だと勝手に思っている。
千本といっても実際は6千本植樹されてるそうです。

P1000807.jpg

ここは緑川ダムです。昔、冬場にワカサギ釣りに来ていたダム湖です。
本日は健康祭りというイベントが行われていてちょっと寄りました。

P1000808.jpg

ここの桜は満開を過ぎてしまっていました。

P1000810.jpg

ここは熊本で一番好きな花見の場所です。

毎年、奥さんと二人でこの辺に座ってお弁当を頂きます。人は少ないです。

というか、誰もいません。

P1000813.jpg

花吹雪のタイミングに合ってません。

今日は曇り空で、風も吹いていません。

P1000814.jpg

これから向かう南阿蘇は意外に熊本県民に花見の場所として認知されていません。
こっち方向だと一心行の大桜だけがもてはやされています。
まぁ、好き好きですけど。

P1000816.jpg

ここは、そよかぜパークという物産館です。
奥さんが漬物用に大根をたくさん買います。

P1000819.jpg

ブルーベリーを使ったジャムやジュースが多いです。
目を使う仕事なのでときどきここに買いに来てます。

P1000817.jpg

九十九曲がりの千本サクラに着きました。

思ったよりはお客さん多いです。

P1000820.jpg

花曇りって何なんでしょうね。
これで青空ならいいんだけど。

P1000821.jpg

下の屋台に向かってたら何かやってます。

P1000822.jpg

出たーっ。

P1000823.jpg

あれーっ、意外に見入ってしまう。

P1000825.jpg

全部見てしまって、拍手までしてしまった。
良かった、良かった。

P1000826.jpg

これが九十九曲がり坂の所以です。
遠くにいつもは阿蘇のお山がそびえているんだけど
なんと、今日はこの距離なのに阿蘇がみえないんです。

P1000835.jpg

こんな事、初めてなんじゃぁ。
阿蘇が見えない。

P1000836.jpg

下に降りて来ました。
ここは月廻り温泉という熊本の景観第一位の場所です。
今日もたくさんの県外ナンバーやバイクが集まっています。

ところで熊本に阿蘇という山は存在しないとご存じですか。
通常は火口のある中岳を写して阿蘇と言ってますね。
高岳や根子岳や中岳、それに烏帽子岳、もうひとつは何だったっけ。

九重山もそうですよね。

P1000840.jpg

今日の最終目的地がこの高森温泉館です。
阿蘇にはたくさんの温泉があり、
設備もロケーションも素晴らしいお風呂が沢山ありますが、
なぜかここが一番好きです。


P1000844.jpg

この微妙なレトロ感が好きなのかも。
遠くからのお客様が来られてもここには連れて来ません。

P1000845.jpg

外の浴槽からこの阿蘇の根子岳がみえます。
実はこの角度からの根子岳を見たいから来るのかも。
根子岳に登るには少し先から登山口に通じています。

ここの風呂に入って根子岳をみていると、いつもきまって思い出す事が。
12月の終わりころに、この根子岳の頂上で弁当を食べ、冷えた体に鞭打って、
さて、降りるかと思った時、登ってきた細い道に灰色の小動物の丸い背中が見えた。
東京の田町のドブネズミを思い出した。同じくらいでかい。
そちらに向かって近づいていくと、そいつはすぐに気づいて逃げていった。
ジャンプしながら。

ウサギだった。

P1000847.jpg

帰りに再び、そよ風パークに寄りましたが、そこでエンドウ豆の苗を見つけました。
つるありを4株買い、カラスにやられたプランターに植えました。

P1000849.jpg

一つの株が3センチ位の処で折れてます。
レジのお姉さんの扱いに冷や冷やしていたのですが、やはり折れてました。

P1000852.jpg

慎重にセロテープを貼りました。
笑っちゃうかもしれませんが、冗談じゃないです。これでつながる事があります。

P1000853.jpg

リモンチェッロを冷やして飲みます。
イタリアから買ってきたやつとおんなじ味になりました。

P1000859.jpg

ワインの瓶に入れました。
体に良いのか悪いのか分からないけど、向こうでは日常的に飲んでるというから
まぁ、大丈夫でしょ。
今日BS放送の壇れいさんの旅行番組でカプリ島のリモンチェッロが映りました。

P1000860.jpg

今日の日に桜餅を絶対食べたくなって奥さんに頼んで買いに行きました。


P1000861.jpg

明日から4月です。
来年までサクラとお別れです。
長いブログだったなぁ。
スポンサーサイト



ラウンドジップ完成しました

もう3月も終わっちゃうから早く片づけなきゃね。

まず、片側から縫っていきます。
左を仮綴じして固定してから、右から本縫いしていきます。
糸にたっぷりロウを塗ります。

P1000772.jpg

うーん、カメラのシャッター押しづらい。

P1000773.jpg

このぐらいまでが縫いづらいです。
あとは楽です。
考えたら、縫いながら写真撮るなんて無理だよね。

P1000775.jpg

片側を縫うのはまだ楽なんだけど、反対側を縫うのは狭くなるからちょっと面倒。

P1000777.jpg

まっ、一応片側が縫えました。

P1000776.jpg

狭くなってしまった片側は、糸を締めるとますます狭くなるので
ゆるめた状態で針を通していきます。

P1000778.jpg

うーん、それにしてもめんどくさい。

P1000779.jpg

ここを乗り越えたらあとは楽。

P1000780.jpg

突然ですが、全部縫ってしまいました。
途中、写真撮るのめんどくさくなって、一気に縫ってしまいました。

P1000784.jpg

小さく作ったつもりでしたが、カード入れ部分にまだ余裕があります。
高さもあと15ミリは小さく出来そうです。

P1000785.jpg

好きな革の表情を前面に出せるタイプですから
色んな種類の革や色使いも自由に楽しめそうです。
苦手なファスナーも克服しましたからもう大丈夫です。


P1000783.jpg

次回はすべて真っ黒の革でファスナーの金属だけゴールドを使う。
深緑や真っ青な海の色を表の革に使って、
コインやカード入れはもっと深い色を使う。鮮やかな色を使う。

蛇を使う、トカゲを使う、メッチャメッチャ好きなやつ使う。

いやー、良かった良かった。

ファスナー貼付け完了

昨夜は結局寝ちゃったので
今朝少し早く起きました。うつらの状態で本縫いの段取りを考えていました。

銀ペンのラインに沿ってファスナーを貼り付けます。
まず、真っ直ぐな部分から。

P1000757.jpg

角の部分は自然なラインで曲げます。こう表現するしかないです。
たるませず、引っ張らず。

P1000758.jpg


床面を外側に折り曲げてファスナーの片側をラインに沿って貼ります。
この時点ではファスナーは閉じてます。

P1000760.jpg

ファスナーを開いて指で圧迫します。

P1000761.jpg


貼り付けが終わりました。
両面テープは粘着力が弱いので急いで次の作業に移ります。

P1000763.jpg

テープがはずれない様に気を付けてひっくり返します。

P1000764.jpg

ファスナーが歪んでいないか、デコボコしてないか確認して、
開閉を何度かくりかえします。

P1000765.jpg

今回はうまくいったみたいです。
目や指の感覚も大事だけど、段取り一番かな。

P1000766.jpg

あとは、縫込みながら調整していけばいいかな。

P1000768.jpg

両面テープが剥げない内に、角の部分を仮縫いします。

P1000769.jpg

ファスナー隠しの内貼りも仮綴じします。
今までの作品で使用した糸くずを捨てずにとっています。

P1000771.jpg

このあとは、中身を入れて本縫いして終わりです。
出来たも同然です。
ただ、いつ出来上がるかは保証できません。

カラスとの戦い開始

朝からベランダに出て二十日大根の芽を確認しに行ったところ、何か変。

P1000744.jpg

表面が荒らされ芽が散らかってる。
あれーっ、悪い予感がする。
スナップエンドウの処にいってみると思った通りの事態が起きてた。

P1000745.jpg

こないだ植えてたエンドウが、みごとに食われてる。
去年の秋に植えたやつも摘ままれている。

P1000746.jpg


大急ぎで部屋に戻りおしゃかになったDVDを取り出し、紐で結んだ。

P1000748.jpg

朝の曇り空にカラスの声が響いている。
去年はそら豆が毎日食われたし、出たばかりのヘチマの実がやられた。
今年も戦いが始まるぞ。
カラスだけじゃない。鳩ときたら僕の目の前で芥子の花芽をついばんだ。

P1000749.jpg

タマネギ畑で鳩が遊んだあともある。

P1000752.jpg

チューリップも出てきました。食われない内に庭に降ろさなきゃ。

P1000753.jpg

このあいだ刈り取ったネギも大きくなってきました。
速すぎます。
桜ももう終わりだねって話になってます。
3月ももう終わっちゃうんですね。

さてラウンドジップの件ですが、まだやってんのかよの声が聞こえてきますが。
手の中で完成を予想しながら眺めていてちょっと気になってきた所が。
気になってきたら、もう本当に気になって。

裏側からファスナーの縫い込み部分、要するに楽屋裏が見えちゃうな。
もうすぐ完成なのになぁ。

悩むぐらいなら、いつやるの?  今でしょ。

という事で、薄い豚の茶色い革を探し出しました。

P1000754.jpg

表革に合わせて切り抜き、縫い込みの穴を開けました。

P1000755.jpg

今から続きをやっていきますが、たぶん今夜のブログには間に合いそうもないので
ここで終わります。

ラウンドジップ・ファスナー組立未遂

ファスナーの窓を20ミリとして、革に張りつける部分は7.5ミリになります。
前回は目測と、だいたいこんな感じかな、で行い、失敗しました。

P1000729.jpg

ファスナーを張り付ける始点と終点をマークします。

P1000731.jpg

7.5ミリで床面の外周をけがきます。
前回はこんな作業はしませんでした。だから最後にぐちゃぐちゃになったのかも。

P1000732.jpg

けがいた線を見やすいように銀ペンでなぞります。
ここにファスナーを貼る訳ですが、前回は目測で行い失敗しました。

P1000733.jpg

ファスナーの真ん中にセロテープを貼り、マジックで真ん中のラインを引きます。

P1000734.jpg

次に表革の床面の真ん中にマークを付けます。

P1000739.jpg

ファスナーの表面に3ミリの両面テープを貼ります。
5ミリの場合、縫い針に届き粘着成分が針穴から出てきて汚くなります。
ボンド等でファスナーを付けた場合は、何度も貼り直しているうちに汚くなります。
経験上、両面テープがベストです。

P1000742.jpg

これからファスナーを貼り付けていきます。

P1000743.jpg

ここで問題が生じました。

ファスナーと銀ペンで引いたラインが、ライトの影にかくれてよく見えない。
夜の作業に合わない気がします。

それともう一つ問題があります。

眠いです。

今夜はちょっとテレビを遅くまで見てしまいました。旅番組です。
それに今夜はアルコールOK日でした。

という、失敗するといけないからという言い訳でもって、また明日。

ラウンドジップまだまだ続くよ

リモンチェッロが出来ました。
これから1週間待ってワインの瓶に入れ替えます。
買ってきたやつより色が濃い気がするけど。

P1000727.jpg

さて、本日の作業です。

表革の銀面の外周をけがき線にしたがって菱目を打ちました。

次に表革の床面に型紙を使って銀ペンで線を引きます。

P1000711.jpg

中身のパーツを合わせてサイドのサイズが合っているか確認しました。
問題なさそうです。

P1000714.jpg

表の革と中身のマチの部分を真っ直ぐ打ち込める人なら、これからの作業は
一切必要ないです。

僕はまったく自信がないので遠回りします。
見える部分の糸目がゆがんでいるのは、とても辛い気持ちになります。
あくまでも趣味ですから時間はいっぱいあります。

縫込みの穴を突き通し、大きくしました。

P1000715.jpg

床面から千枚通しを使って穴を広げ見やすくします。

P1000718.jpg

中身のマチの接合部分に縫込みのラインを引き、
表革の針穴と合わせて千枚通しで印を付けていきます。
ここはプロの人に比べるとちょっと恥ずかしい場面です。

P1000719.jpg

マチに縫い穴を開けます。

菱目は、斜め右上に穴が切れますので、
接合部分は当然、斜め右下に角度を維持して穴を開けます。
つまり表革の縫い穴と、反対側から打ち込む穴を同じ向きにする訳です。

前に、斜め右下に切れる菱目打ちを探しましたが、見つけられませんでした。

P1000720.jpg

こんな感じです。

P1000721.jpg

4ヶ所に同じように縫い穴を開けます。
本当に真っ直ぐ穴を開けられる人が羨ましい。

P1000725.jpg

さて明日はドキドキの作業を始めます。

この表革にファスナーを取り付けます。

前に失敗してますから、失敗しない段取りを頭の中で考えていきます。

ところで、3月31日の夜7時から9時までの2時間、BSジャパンで
アルベロベッロがテレビ放映されますよ。見て下さいね。

オーハタサーンブログツクローヨ

オーハタさーん!見てる?
ホームページでなくていいからブログ作ってバンバン作品載せようよ。

オーハタさんとこの展示場でお会いした女性からコメントが届きました。
ネットでオーハタさんとこを探していて僕に行き着いたみたいです。

僕のブログの中の、オーハタさんちの作品の写真を
お母さんに見せてあげたんだって。

ブログってすごく簡単に出来るし、無料だし、みんなが探しに来てくれるし、
大丈夫です、絶対貴女なら出来ますって。
ちょっと頑張ってみませんか。

P1000703.jpg

このパスタはどう料理していいものか分からなかったやつですが、
奥さんがいい感じに作りましたので、食べてる途中であわてて写真を撮りました。
というか、奥さんが撮れと命令しました。
マッシュルームとポルチーニとウインナーをトマトソースで仕上げてます。

今夜は話がバラバラですが、少しだけ革の作業を進めます。

ラウンドジップの外側の革の準備をします。
型紙に沿って切り抜きトコノールで落ち着かせます。

P1000706.jpg

菱目を打ち込んでいくスタート点に千枚通しで穴を開けます。

P1000708.jpg

角の部分はカーブラインが違うとファスナーがゆがみますので、重ねて合わせます。
紙やすりで削り、トコノールを擦り込みます。

P1000710.jpg

縫い込みラインをけがいていきます。

P1000709.jpg

菱目の打ち込みは明晩早めに落ち着いて始めます。
ということで今夜はこれで終了です。
実はこれでもコバの処理とか地味な作業に時間をかけたんですよ。

それからコメントをくださった阪急の貴女へ。
ありがとうございました。
お役に立てて嬉しいです。
またどこかの窯元あたりでお会いできたらいいですね。

東急ハンズ熊本店にて

東急ハンズの熊本店に行ってみました。
どうせ大した事無いだろうと思ってます。
ワンフロアの東急ハンズなんて、どれだけのものができるんだ?

レザークラフトなんてマニアックなものにどれだけスペースをとるんだ?
何の期待もなく行ってみました。

いやーっ、意外と広いね。
お店の女の子に革のコーナーってどこですか?と聞いてみました。
えっ、何ですか?  あのーっ、革です、レザークラフトですけど。
ああっと一旦視線が天井を向いてから、僕を案内してくれました。
ほらみろ、やっぱりあんまり知らないんだ。

着いてちょっと驚きました。
ちゃんと革がそれなりに置いてる。
昨日、福岡の東急ハンズのレザーのコーナーの革が少なくなったと思ったら
熊本に来てたんだと、思っちまうくらいちゃんと揃っている。

道具類もちゃんと揃っているみたいです。
福岡に行く楽しみを奪われてしまいました。悲しいです。

店内を一回りしようとした僕の足が、ある所で釘づけになりました。
一瞬目を疑いました。
なぜ、こんな処にこの人の作品が?

mojocaさんです。
島田美術館でこの人の作品に出合い、衝撃をうけたのです。

P1000700.jpg

美術館では視線を気にして、よく細部を見る事が出来なかったですが
じっくりと鑑賞させていただきました。
やっぱりこの個性はすごいです。
それに、東急ハンズにコーナーを持っていることに単純に脱帽。

今日は革を買う事は無いだろうと思って来ましたが、買ってしまいました。
数枚入って千円の袋と、薄手の広い革。
それに30センチ×20センチで500円です。やっぱ、買うでしょ。

P1000697.jpg

リモンチェッロを一瓶飲みました。

P1000690.jpg

という訳で、リモンチェッロ作り第二ステージに入ります。
4日経過したレモンの液を取り出します。

P1000692.jpg

液体を別の瓶に移し替えます。

P1000694.jpg

取り出したレモンの革は後で漬けたレモンに入れました。

P1000695.jpg

これにシロップを加えて1週間待ちます。
果して、美味しくなるか、苦くなるか、楽しみに待ちます。

大畠陶房の一日

今日は博多のマリンメッセで陶磁器フェアが行われています。
ですが、今回は行くのをどうしようかと思っていました。

ネットで出品者のリストを探し、その中に目当てのブースを
見つけられなかったからです。

今回は行くの止めようかと話をしていた矢先、ハガキが届きました。
阪急の7階で展示しているとの事。
よっしゃ、じゃ行こ行こ。

博多アミュプラザへ。
今回はどこで食べよか。
沖縄のそば食べよか。
さっそく、アミュプラザのくうてんの10階の沖縄料理屋さんへ。

沖縄そばとソーキそばのランチ注文。
こっちが沖縄そばとじゅーしーのセットで

P1000668.jpg

奥さんのがソーキそばとラフテーのセット。

P1000669.jpg

お腹いっぱいになりました。

レザークラフトコーナーに行き、糸購入。
円安の影響でネットの革屋さんが、いっせいに値上げしました。
こちらも革の値段が急に上がりました。
茶系の細い糸、4種類を購入しました。

で、阪急の彼女のところへ向かいます。
食事に出かけていなければいいのですが。
いました。ニコニコ顔で迎えてくれました。
ここがコーナーです。

P1000670.jpg


見せて見せて。
今回は白の絵付けだけ持ってきたとの事。
奥さんと世間話を始めました。

P1000671.jpg


近くにいた若い女性のお客さんから、ここって有名なんですかと突然聞かれました。

ええっ、とても有名なんですよ。鹿児島では誰でも知ってます。

P1000672 - コピー


熊本からここまで買いに来られたんですか?
ええ、もちろんです。
これ置いとくとキッチンが明るくなるでしょ。

思いっきりアッピールしときましたよ。

P1000673 - コピー


ブログ載っけていいですか。
どうぞどうぞとの事です。

P1000675.jpg


じゃぁ、いっぱい写真撮っとくね。

P1000676.jpg


顔だけは止めてとの事です。
せっかくの可愛い顔がもったいないです。

P1000674.jpg


さて、それからやっぱり陶磁器フェアに行きました。

P1000677.jpg


奥さんがガラスのポットが欲しいとの事です。
去年同じくマリンメッセに来られていた
TOKUMAさんのガラスを買いたいとのことです。

これは今回大畠陶房さんから買った陶器です。

P1000680.jpg


うちで使っている大畠さんちの食器を奥さんに出して貰いました。

P1000682.jpg


全部、白い生地に細筆の柔らかい線でデフォルメされ、
グラデーションの彩色がされています。
季節の食材の色がとても映えます。

P1000683.jpg


これは僕が使う大畠さんちの絵付けのない御飯茶碗です。
ごはんの白さが映えます。

P1000684.jpg


あとは、この食器をうまく使いこなすのは奥さんの感性です。

白く大きい板状の皿には、いつも串つきの焼き鳥が乗ってきます。


ラウンドジップ・内部組立

朝早く目が覚めちゃったので、プランターに二十日大根と小松菜の種を蒔きました。
短い期間で収穫できるので夏野菜を植えるまでの間の利用です。

P1000650.jpg

フリージアの花も咲きました。

P1000651.jpg

玉ねぎも毎日ふくらんでいきます。


P1000652.jpg

来月の収穫時にはひとまわり大きくなります。

P1000654.jpg

庭に降ろした水仙もいっせいに花を開いてます。

P1000655.jpg

さて、今回の財布に使用している革ですが、すべてネットで購入したものです。
金額は忘れましたが、高い金額ではないはずです。
大きさはすべて20センチ×30センチのもので、もちろん切り売りの革です。
3ミリ厚の革1枚と、1.5ミリ厚の革1枚。
1ミリ厚の革2枚使用します。革購入時の参考にしてください。


始めます。
マチを貼り付けます。


P1000660.jpg

マチを縫い込む為の菱目を打ち込みます。

P1000661.jpg

縫い始めは2重にします。

P1000663.jpg

こんな感じです。

P1000664.jpg

カード入れと貼りあわせます。

P1000665.jpg

ラウンドジップの内部の組立てが終わりました。
これからが大変です。

P1000667.jpg

明日は博多の阪急に行ってきます。もちろん、東急ハンズにも行くのですが

実は会いたい人がいます。

楽しみです。

ラウンドジップ・カード入れ 続き

一昨日と全く同じ画像みたいですが違います。
今度は芦北のデコポンで買ってきたレモンです。
ちっこいですが、ワックスは塗ってません。

P1000631.jpg

ピューラーだけを使います。

P1000632.jpg

前回より個数は多いですが、皮の量は同じくらいです。


P1000634.jpg

はい、前回と全く同じ画像になりました。

P1000636.jpg

皮を剥いたあとのレモンは色々考えましたが、結局、しぼって瓶に入れて冷蔵庫へ。

二日間経ったやつはこんな具合です。黄色くなってます。
日曜日に1リットルのシロップを加えます。

P1000637.jpg

さて、今夜も少しだけ財布作り始めます。
革は伸びます。触っている内に伸びたりします。薄くて柔らかい革は特に。
ここで、きちんと整形します。

P1000641.jpg

ここで本来の型紙にサイズを合わせます。

P1000642.jpg

真ん中に菱目を入れていきます。

P1000643.jpg

革の合わせ目の部分は強化の為に二重に縫います。縫い目の二つ目から針を入れます。

P1000644.jpg

二重にします。

P1000645.jpg

次の段の合わせ目も二重にします。

P1000647.jpg

カード入れの出来上がりです。

P1000649.jpg

しっかし、毎回おんなじようなブログだなぁ。

ラウンドジップ・カード入れ

本日は雨がすごいです。
母と湯ノ児の桜を見に行きました。7分咲きって感じです。
ここ釣り公園です。肝心の桜を写すのを忘れてしまいました。

P1000626.jpg

さて、レザークラフトのコーナーです。
小銭入れの下に3ミリの両面テープを貼ります。

P1000611.jpg

2本撚りの糸で縫っていきます。

P1000612.jpg

こんな感じです。

P1000613.jpg

次に糸の留め方ですが
P1000615.jpg

ライターを使います。写真が撮りづらいです。

P1000616.jpg

ライターの炎を近づけると繊維が溶けて丸まってしまいます。

P1000617.jpg

次にカード入れの作成です。

カード入れの耳の部分は、型紙より少し大きくカットしてあります。

P1000619.jpg

そこを、斜めに薄く漉いて、重なり部分の隙間を消し、デコボコ感も消します。

P1000620.jpg

各パーツに仮止め用に3ミリの両面テープを貼ります。

P1000621.jpg

縫ってからだと出来ない上部のコバに、もう一度しっかりトコノールを塗ります。

P1000622.jpg

真ん中のカード入れに菱目を入れていきます。

P1000623.jpg

ここで使う糸は普通の細いミシン糸です。
見えない部分ですし、かぶさった革に目立たない。

P1000625.jpg

こんな感じで2ヵ所のカード入れを縫います。

P1000627.jpg
次に一番下の革を被せて縫いこみます。

P1000628.jpg

一応今夜はここで終了にします。

それから熊本の東急ハンズにやっぱり革のコーナーがあったよとの奥さんの情報です。
少し気になります。革だけでも見に行きたいです。

P1000630.jpg


それから博多のマリンメッセで陶器市が始まりました。
そろそろ色々始まりますね。

ラウンドジップ・小銭入れ

これ、何を始めようとしてるか、分かりますか。
もちろん、レモンです。

P1000604.jpg

レモンの表皮の黄色い部分だけをそぎ落とします。
白い部分が入ると苦くなるそうです。

P1000605.jpg

96度のスピリタス・ウォッカに漬けて一週間待ちます。
楽しみです。

P1000606.jpg

さて、財布作りのコーナーです。

先ず、ファスナーの色を選びます。
しっくりさせる為に、革と同じ茶色にするか、インパクトを強める為に黒を使うか。
外側のファスナーを黒と決めていますので、ここも黒色にしました。

P1000594.jpg

ファスナーの両端を小銭入れの両端のサイズより短くカットします。

P1000595.jpg

写真撮れないけど、切り取った端をライターの火であぶり、ほつれないようにします。

P1000596.jpg

5ミリと3ミリの両面テープを取り、ファスナーの巾と縫込み線の巾を考え、5ミリを選択。

P1000597.jpg

貼り付けた後、真中に切り込みを入れて、少しはぎ取ります。

P1000598.jpg

ファスナーが真直ぐになるように、目測でやりますが、定規を使った方が正確です。

P1000600.jpg

ここで糸を選択しました。

P1000601.jpg


手持ちの糸で合いそうなのが、白、黒、焦げ茶、金色、薄茶色で、
外側の茶色の革と同じ糸を使いたい事も考え、焦げ茶色を選択しました。

でも、この色だけが細糸の5号ではなく、太目糸の1号糸です。
なんでわざわざこんな面倒くさい糸を選ぶんだろ。
5号糸を買えば済むことなんだけど、まってらんない性格です。

3本撚りの糸を2本と1本にほどきます。
1本にした糸で、ファスナー周りを縫い、その他の部分を2本撚りの糸を使い、
表に使うのはそのまま、3本撚りの1号糸を使う事にしました。

P1000602.jpg

で、ファスナー周りの1本撚りの糸をほどいて確保するのに、時間をかけてしまった。
これって、無駄な時間って分かってるんだけど、なんかいつも多いなぁ。

P1000603.jpg

細い一本糸で縫いました。

P1000607.jpg

裏はこんな感じです。

P1000608.jpg

残念ながら今夜はこれで終了です。
たった今、東急ハンズの熊本店の明日オープンのTV放送が流れましたが、一瞬ですが
レザーのコーナーがあったような。

明日は彼岸の中日です。
おふくろの様子を見に行きますので、今夜は早く休みます。

ラウンドジップ 裁断

レザークラフトに関係ないけど、これ何だと思います。
今日奥さんに買ってきてもらいました。
スピリタス・ウォッカというお酒です。
アルコール度数96%です。
火がつきます。

P1000582.jpg


リモンチェッロが思いの外、美味しかったので作ろうかと思います。
あとは新鮮で、ワックスなんかを塗っていないレモンの皮が必要です。

たぶん近いうちに、奥さんが作り始めるでしょう。

さて、それでは始めましょう。

まず、革に銀ペンというやつで型紙を使って線を引きます。

P1000583.jpg

次にカットしていきます。
カッターは3種類使っています。革包丁なるものは使いません。
必要を感じていないからです。使いづらそうです。

必要に応じたところでカッターを替えます。
真直ぐな短い線はこれを使います。

P1000585.jpg


フリーなラインを切る時はこれを使います。

P1000586.jpg

静かに冷静に、あわてずに、よけいな事を考えずに。

P1000587.jpg

急がない、ときには途中で止まって、確認して、また、ゆっくり切っていく。

P1000589.jpg

銀ペンのラインは1ミリ近くの幅がありますので、内側を切っていきます。
ちょっとでも、気が離れた瞬間、刃はラインから離れます。

切り終えました。カード部分をあわせてみます。問題無さそうです。

P1000590.jpg

最後に床面(裏側)にトコノールという仕上剤を塗って今日は終了です。

P1000592.jpg


やったぁ。今日のブログに間に合ったぞ。

まてまて、外側の革をまだ切ってないじゃないかと思いのあなた。違うんです。
実は、外側の革は内部が仕上がってから、初めて寸法をあわせて、切るんです。

横の長さは変わらなくても縦の長さは、その革の厚みによって違ってきます。

先に寸法通りに切って、あわないじゃんって、経験済みです。

だから今日はこれで終わっていいんです。

はい、おやすみなさい。

2作目のラウンドジップ始めます

48田君から楽しいコメントが来ました。
もし、うまくいけばコンチョ叩く必要ないじゃん。
ということで、今日はコンチョ叩きは止める事にしました。

これは絶対に、いつかやらなきゃいけないなと思ってた事、しかも休日に。
プランターの土の整理です。

P1000568.jpg

雑草がこんなに伸びてます。この雑草はあとで乾かしてプランターの底に使いますので、
袋に入れて保存します。

P1000569.jpg


雑草を取り、根を取り、深く掘り返し、腐葉土を混ぜ、苦土石灰で中和し、
醗酵鶏糞等を入れる。
これから始まる夏野菜の為に準備しなきゃいけない。
半日仕事でした。

P1000575.jpg

それにしてもタマネギがかなり膨らんできたぞ。

P1000576.jpg


ついつい昼にビールを飲んでしまった。
どこにも出られない。
さてと、
机の回りには、作りかけの財布のパーツが散らかってます。

前に作ったラウンドジップの事を思い出しました。
ファスナーが納得できなかった。
今回はもう少し小さな財布を作ろうかなと思います。

先ずは型紙作りです。

P1000577.jpg


ここだけは正確にサイズを測り、
正確に切り出しをしないと致命的な事態に陥ります。

P1000578.jpg


ちなみに型紙は色つきで厚い紙がいいですよ。
こんなん使ってます。

P1000579.jpg

素材の革を探します。
手持ちの革の中から厚みで探し、色を選びます。
我ながら、いっぱい持ってるなぁ。気分でついつい買ってたやつです。
外側の革を3ミリ厚のバッファローでいきます。
これってたぶん2年以上前から持ってたやつですね。

P1000580.jpg

明日から作成開始です。

コンチョ顛末

今日も腕が痛い。
お風呂に2時間入ってしまった。
冷水に入っているときに痛みが消えるという事は
やっぱり冷やすのが正解なんだろうね。

休日に、レザークラフトはしないつもりだったんだけど
夕方になって、やっぱ気になってきたんでやってしまいます。

火を使うんでベランダに行き、セメントブロックの上に耐火レンガを置き、
固定するために園芸用の土を置き、その上にコンチョを置きました。

P1000551.jpg



フラックスを置いたけどかなり多かったかなとちょっと不安。
コンチョのシカゴスクリューのメスネジを置き、周りに3片の銀ロウを置く。

P1000552.jpg


バーナーでコインを真っ赤になるまで焼く。
ここは両手でバーナーとピンセットを持っているから写真が撮れない。
土台にしていた土はバーナーで吹き飛ばされ、何の意味も無かった。

P1000553.jpg


びっくり!
メスネジが溶けちゃってる。

P1000554.jpg


思わぬ事態にあたふた。
くい切りを使って切り取ったけど、フラットに切れない。
やすりを使ってフラットに。
思いがけない時間がかかってしまった。

P1000555.jpg


もう一回最初からやり直し。
こんどはネジにバーナーの炎が当たらないように注意。
上手く付いたみたいです。

P1000556.jpg



女王陛下が真っ黒けになってしまいました。
単に墨が付いた感じではありません。
芯から変わっちゃった感じです。

P1000558.jpg


磨き液を付けて磨いてみました。
全然きれいにならない。

P1000560.jpg


結局、研磨剤を布につけて指でゴシゴシやることに。
最後にワイドハイターに付けてみたら、いきなり輝いた。

P1000564.jpg


最初だからどっかで失敗すると思ってたけど、今回は想定外だった。

P1000562.jpg

裏はこんな感じだけど、このまんまでいいかな。

P1000563.jpg


でも、まっ、一応、成功かな。


試しに小銭入れに付けてみました。

P1000573.jpg

ジャンパーホックに何の問題もなく取り付けられました。

P1000574.jpg

作り方が分かりましたから、時間がある時にまとめてやっちゃいましょう。

女王陛下の朝

なんか凄い音してたわよ。
あっちの窓からもこっちの窓からも。
えーっそんなに!
近隣の皆様、朝も早くからすいませんでした。
実は7時に2階のベランダに行ってコンチョを叩いてしまいました。
夜まで待てなかったんです。
これからは1階の土間でやらなきゃ。

このコインで最初のコンチョ作りをやりたいと思います。

P1000545.jpg



どっちを表にするか、ちょっと迷いましたが
最初ですから、女王陛下を叩くのは気がひけましたので
女王陛下を表にすることにしました。

P1000544.jpg



コインが動かないように少しボンドを付けて固定しました。

P1000547.jpg



コツンコツンと少し叩いてみます。
びくともしません。
真中を確かめて思い切りゴツンとやります。少しだけグッと柔らかくなった様な。
そこをめがけてバンバンバンと打ち込みます。
やった!


P1000549.jpg


手持ちのコンチョと凹みを比べてみます。
いい感じです。あとは少し調整するだけです。

P1000550.jpg

女王陛下が気持ちよくせり出しています。

よし!今夜は手持ちのコインを全部やってやるぞ。
気持ちよく1階の居間に降りました。

奥さんがびっくりした顔で僕を見上げました。

会社休んだ日のウイン8との戦い

本日は一日、本を読んで過ごす事になってますが、
起きる前のうつらうつらの状態の時に、コンチョの丸みの深さと
コンチョのネジ、それに革の厚みの関係を考えていました。

ちゃんと革の厚みにあったネジを考えてコンチョの深さを作らないと
革とコンチョの間に隙間ができてしまう。

本当はコンチョを使用する革の厚みを見てから、メスネジの長さを決めて、
コンチョも同時に作成した方が良いと思うけど。

既製のコンチョの中にはメスネジの長さがコンチョの縁までのものがあります。
これは、オスネジの直径の穴を開けて、革とメスネジの長さのオスネジを
使うという事なんでしょうか?


P1000538.jpg



その場合にはオスネジの先っぽだけにメスネジが付く形になり、すぐに外れる。
いっぺんその形で留めていたコンチョを失くした事があった。
革を貫くのはオスネジではなく、メスネジでなきゃいけない。

P1000540.jpg


シカゴスクリョーという組ネジを使います。これは作れません。
メスネジの長さを数種類分、ネットで注文しました。
おとなしく寝てるつもりだったけど、結局朝からパソコン触ってしまいました。
博多の東急ハンズに行きたい気持ちと戦っています。

突然とんでもない事が起きてしまいました。
ブログに写真を取り込もうと思ってデスクトップのパソコンに
カメラを接続しても反応しない。ためしにDVDをセットしても反応しない。
昨日体を痛めた理由を、このパソコンのせいにしたから?

なぜかしら2台目を購入したら、すぐ、1台目が壊れる気がするんだけど。

大急ぎでこのあいだ買ったばかりのノートパソコンを改めて機能を確認。

ウインドウズ8って、なんでこんなに色んなものを変えなきゃいけなかったんだ?
すべてのアプリはどうやって表示できるんだ?
ペイントって、どこにあるんだ?
やっとこさ、探し出したら、奥さんが仕事から帰ってきて御飯よとの事。

げっ、もう1時だ。
食事すんで布団に入って、ラウンドジップのノートを読んでいるうちに
爆睡しました。

そのおかげか右腕の痛みが少し和らいだ気がします。
明日の夜からコンチョ叩きを始めます。
近隣の皆さんに迷惑をかけないように。


頸椎症発生

レントゲン写真に、はっきりと椎間板が神経をつぶしているのが見えます。



下から2番目の椎間板です。脳裏に焼き付けました。

特に今日は激痛が走っています。

お医者さんから顎を上に向けない様にと説明を受けました。

たぶん長時間、顔を上に上げたままの状態を続けて症状が発生したものと思います。



思い当る事があります。

旅行から帰った7日間ぶっ通しでブログを書いた事です。

実はブログ作成のパソコンはベッドの横に置いているんだけど、椅子ではなく

ベッドに座って入力している訳で、パソコンの画面がずっと上にあって

前からこのパソコン入力は疲れるなぁと思っていたんです。



病院で首のけん引をして、痛み止めの薬を戴きました。

今21時半です。今日はノートパソコンで入力してます。

今でも痛いですが、右腕に痛みが走った時に、首を左斜め下に曲げると

痛みがスーッと消えます。

明日はいつか休日出社した振替をとって、会社を休みます。

何十年かぶりに一日ふとんの中で暮らそうかと思います。

ただ、明日大雨ならともかく、天気が回復するそうですから

果して家にじっとしていられるか、自信は無いです。


やりたい事がいっぱいあるのに残念です。

やっぱり健康が一番ですね。

レザークラフトの本を全部読み直して、一旦、リセットするか。



コンチョ始動

会社帰りにホームセンターに寄ってみました。
なんかないかな。

ステンレスの計量レードルというのを見つけました。
お玉の部分を指でなぞってみました。いい感じです。279円です。

次はボルトとナットのコーナーでヘッド部分の丸みを確認しました。
コインの大きさを想像して大小ふたつ揃えました。2セットで474円です。

次に木材のコーナーにいってみました。
丁度良い大きさの端材が20円で売ってます。

ネットでコンチョ用の打ち棒と受け台を調べましたが5千円近くしました。
初めての失敗覚悟の挑戦ですので、もっとうまくなってから本物は揃えます。

P1000523.jpg

計量レードルをヤスリで切り取ります。
ステンレスって硬いですね。

P1000524.jpg

木材を彫刻刀で彫っていきます。

P1000527.jpg

お玉の丸みにあわせて確認しながら彫っていきます。

P1000529.jpg


削った穴と、お玉の裏をヤスリで横キズをつけます。

P1000532.jpg

ボンドをたっぷりつけて出来上がり。

P1000533.jpg

これはイギリスのポンドです。
1ポンドがコンチョにしたくなるようなデザインが多いんですけど
厚みが3ミリあるのでちょっと無理です。
厚いの、小さいの、丸くないのは止めます。

P1000535.jpg


これはユーロですが2ミリあります。発行する国によってデザインがちがって
楽しいですが、ちょっと厚いかな。

P1000536.jpg


できれば明日から打ち込みをやりたいけど、やっぱり、明日病院に行きます。
木材を彫りながら肩が痛いと言うのも変だけど、

明日には何の痛みも無いって無いかな。
今、肩がズキズキ痛いのを我慢してパソコンを打ってます。

ちなみに日本の記念硬貨をコンチョにしようかと考えた時もあったけど、
貨幣損傷等取締法に抵触するとの事。

1年以下の懲役又は20万円以下の罰金です。危ない危ない。


今年の園芸準備終了

ネギの収穫です。なぜかおっきいネギに育ってしまいました。
奥さんから使いづらいと言われてしまいました。

P1000508.jpg


これはすごく細いネギです。
奥さんがこれこれ、これよとの事。

P1000509.jpg


これは中間の太さです。
奥さん、もう、特に反応無し。

P1000510.jpg


この三つのプランターで一年間のネギがまかなえます。
次々に新しい芽が出てきます。
逆にあとひとつでも増やしたら、奥さんがうんざり顔を見せるかも。
これが限界です。

P1000511.jpg


あいかわらず、右腕がうずきますが、エンドウのポール立てを始めます。
今日も近くの山がぼやけて見えますので、マスクして作業を始めます。

お昼に奥さんが、ブロッコリーのオレキエッテを作ってくれました。
オレキエッテはアルベロベッロのスーパーのおじさんが、ジェスチャーで
これが美味しいと薦めてくれたものです。
小さな耳という意味です。

3種類の麺がセットになったものもありましたが、おじさんがそれはダメと
ジェスチャーで止めましたので、薦められるまま購入しました。

P1000515.jpg



うん、マテーラで食べたオレキエッテよりコクがあって美味しい。
アンチョビもっと買ってくれば良かったねと、奥さん。
えーっ、あれ以上買い物するつもり?

パスタって和食より簡単よ。
そうでしょうとも、だって、イタリアン対日本人だよ。

去年のプランターに立ち枯れていたオクラやトマトの枝を
細かく切って底に敷きます。
水や空気の層になるし、すぐに土に戻ります。

P1000516.jpg


これはプランターの土に差し込んでいますが、
土の履歴を記入してます。連作障害を防ぐためです。
とくに豆類は3年以内は使用できません。

土は極力、購入しない様にしています。
単純に八百屋さんで買うより高くつかないようにです。

P1000517.jpg


エンドウ豆用の準備が終了。

P1000520.jpg



あとは成長に従って誘引していきます。

P1000522.jpg


季節的にはこれから水分の管理に注意しなければいけない時期ですが、
目に見えて大きくなる楽しい時期でもあります。

この蔓性の野菜用の棚はこれからゴーヤやヘチマに使います。
毎年この時期に作り、秋のヘチマの収穫で壊します。
今年も例年通りの一年が始まります。

ところで、最近レザークラフトのブログ無いねと思いのあなた、
休みの日には一切、革に触らないのですが、いっぱい余ったユーロの
コインを見ているうち、こいつでコンチョを作りたくなってきました。

まずは道具を揃えなくっちゃ。

こうご期待。

追伸:ヘチマは食べるためですよ。

春の収穫準備

旅行の疲れが残っているというより、右の肩と腕を痛めてます。
旅行中ずっとバッグを袈裟懸けにしていて、そのせいかなと思っていたんだけど
長引いているから違うみたい。

昔、寒い日の夜明け前にくしゃみしたら頸椎がずれちゃって、たまに姿勢が悪いと
症状が出てくるんです。

今日は天気が良くなるようです。
でも熊本には中国から黄砂と毒が降ってきていて、遠くがかすんでいます。
あまり外には出ないほうが良いのかもしれません。

旅行から帰って初めてベランダに出てみました。
プランターからネギが溢れていました。今日あたり収穫しなきゃ。
奥さんが刻んで冷凍庫に入れてたのが丁度切れたよとの事。

P1000484.jpg


タマネギも僅か1週間で膨らんでいました。

P1000486.jpg


秋に植えてた球根達も葉っぱを出していました。
もうすぐ庭に移します。

P1000488.jpg


エンドウに被せていたのをはずすと大きくなっています。
これもそろそろポールを立てて誘引を始めなきゃいけません。

P1000489.jpg


これは小松菜だったか忘れちゃったけど、菜の花になってます。

P1000492.jpg


春は突然やってきます。
プランター畑が活発に動き始めました。

P1000496.jpg


半年前に仕舞い込んだロープと網を引き出し準備します。
本日やってしまいましょう。でも、右肩が痛いからちょっと、躊躇してます。

P1000497.jpg


10時にお風呂に行きます。
12時に奥さんと待ち合わせしました。
2時間みっちりお風呂で腕の筋肉を柔らげました。

P1000498.jpg


帰りは奥さんがラーメンを食べたいと言うので、今のところ
日本で一番おいしい「あそこのラーメン屋ごんべえ」で昼食です。

P1000499.jpg


そろそろ車のオイル交換をしてよとご所望です。
どうせ今日の予定は分断されちゃったからと、奥さんの車をオイル交換へ。

帰りにナフコに寄り初めて草刈り鎌を買いました。こんなんです。

P1000503.jpg


雑草が駐車場や庭に顔を出して来ましたので今日やっちゃおうと。

ふと気が付くと夕方の6時です。
自宅に戻ってつい眠ってしまったんです。
2時間も風呂に入れば疲れますよね。

あわてて、気になってた駐車場の雑草には、去年買った除草剤をばら撒きました。
初めてですので効果が分かりません。

P1000500.jpg


畑にはいつ植えたか忘れたチューリップの葉が出てます。
なんだろ、妙に嬉しいです。

P1000502.jpg


庭には今日買った草刈を使います。

P1000504.jpg


雑草は切れないで倒れるだけです。
土に斜めに食い込ませて根っこから引っ張り上げるだけです。でも力が要ります。
あれこれ試して、一番の使い方が分りました。

腰を曲げて、しっかりと片手で草刈り鎌の棒をつかみ、体重を支え、
もう一方の手で草を引っこ抜くのです。これは楽です。

杖じゃん。

暗くなってきたので、今日の予定はすべて明日にします。






旅行記 完結 帰国

帰国


バスの中でリエさんが、免税品をスーツケースに入れてる人に挙手を求めました。
ハーイ。と奥さんが手を挙げました。周りを見るとほかに誰もいません。
みんなが僕らを見ています。げーっ、僕らだけだ。

そうです。僕らは田舎もんです。海外に行くと絶対、ブランドを買っちゃうんです。
14組中、僕らだけ?この妙な恥ずかしさは何?

帰国手配だけ別のガイドさんが付きます。
このガイドさんに付いて、みんなより先にスーツケースを預けに行きます。

僕のスーツケースが34キロで、奥さんのが23キロです。
だめこれ、重量オーバーです。えっ?だめって、どうしたらいいの。
リエさんがふっとんで来ました。ちょっと、この人達ビジネスクラスなのよときれてます。
よくわかんないけど、結局OKでした。
それにしても、何買ったらこんなに重くなるんだ?

で、このガイドさんに付いて免税品の税金還付の手続きを済ませました。
みなさんお待たせして申し訳ありませんでした。

シートに座ってまず、スパークリングワインです。

P1000430.jpg

次にビールです。奥さんはなんと日本酒を頼みました。

P1000431.jpg

帰りの食事はすべて和食を選ぼうと思います。
日本酒は京都伏見の「月の桂 柳」というやつで奥さんも気に入ったみたいです。

で、僕も注文しました。 いい酒です。
寿司に蕎麦に若竹煮です。

このおそばが特に美味しかった。やっぱり日本のだしが一番身体に合ってる。


P1000434.jpg

牛すき煮には、バカルディを合わせてみました。ちょっときつかったかな。

P1000439.jpg


最初の映画は「ルビー・スパークス」を選びました。
若い小説家が造り上げた架空の女性が、実際に現れるというよくあるストーリーなんだけど
嫌味が無くすっきりと出来ています。名品です。

次に選んだのは、カテゴリーがギャグ映画になっていた「ヒア・カムズ・ザ・ビーム」です。
僕には決してギャグ映画では無いけど楽しい映画です。
なんか楽しくなりたい人には、お奨めです。

P1000450.jpg


三つ目の映画はクリント・イーストウッドの「人生の特等席」です。
彼らしい映画ですが、最後に娘の恋人が帰ってきた場面で、張り倒すのかと思ったら
ハグしちゃったので、首をかしげてしまいました。

P1000456.jpg

朝になったのですが、三本連続で映画を観たのでさすがに眠くなってきました。

荷物受取所で皆さんにお別れの挨拶をしました。
最後にリエさんにお礼とお別れをを言いました。

リエさんは三日後にアメリカ西海岸の旅に添乗していくそうです。
多分、今頃はラスベガスで大騒ぎしているんでしょうね。
ちなみに、リエさんはドイツ人とのハーフですが、ホラかも知れません。
大変お世話になりました。


名古屋空港でやっぱり重量オーバーで引っかかりました。
ひとつ20キロ以上は有料です。

ANAの受付嬢から荷物を入替えてもらうと千円で済むんですがと言って頂いたけど
ここで広げたくないので、2千円支払いし、預けました。

今夜の夕食はこてこての名古屋めし、ひつまぶしと、みそカツです。
おいしかったですよ。名古屋好きです。

P1000458.jpg


家に着いて、いったい何がそんなに重かったのか、お土産を開いてみました。

ローマのスーパーで買ったパスタです。
けっこう重いです。

P1000461.jpg

陽子さんの店で買ったスパゲティソース、乾燥ボルチーニ、乾燥トマトです。
これは軽いです。

P1000463.jpg

高速道路の店で買ったオリーブの塩漬等です。大きいのがひとつ2ユーロでした。
これも全部で一キロくらいかな。

P1000465.jpg

これも陽子さんちのバルサミコ酢、トリュフ入りのオリーブオイル、
アマルフィのリモンチェッロ等です。

こいつは、重い。

P1000470.jpg


これも陽子さんちのトリュフ入りのチーズ、ソルト、トマトソースにトラウトのパテ。
それにアルベロベッロのスーパーで僕の奥さんが皆さんに勧めたリゾット。
スーパーで感じたけど女性って情報の出し合いをするんですね。
ねえねえ、あなたの情報教えてよ。これって日本じゃすごく高いのよ。
これね、ガイドブックに載ってたやつよ。これって、ここにしか無いのよ。
みなさんとても楽しそうです。

これもかなり重量ありそうです。

P1000472.jpg


結局お土産にチョコレートはハズレなしよねの結果がこれ。重そ。

P1000473.jpg


そしてなぜかたくさんの、カンポ・マリツィオです。

P1000474.jpg


それからこれはルフトハンザ航空のアメニティです。記念に持ってかえりました。
機内での靴下やアイマスク、歯ブラシ、耳栓、ニベアクリームなどが入っています。

P1000477.jpg


やっぱり、重いはずだよなぁ。

最後に、

今回の旅行で一番衝撃的だったのは、皆さん方でした。

失礼ながら80歳の貴男を筆頭に高齢の方々が多かったのですが、
みなさんの旅行履歴がすごかった。

マテーラの絶景を観ながら、カッパドキアに似てますねと会話されてたり、
ひとりでペルーを回ってきたばかりだとか、オーロラを見にいったよとか、
いわゆる一般的な海外旅行先が話しに出てこない。
なんなんだ、この人たちは・・・

ほんとに失礼ながら、そのお歳でそんなとこ行ってんの?

私はね、60歳からが楽しい人生だったよ。と言われました。
年金生活でディープな旅行をされてる方も。

旅行するには絶対的な条件が揃わなければできないんだと話をされた方も。

健康と、お金と、パートナー。
それに、自分の人生を大切に生きる姿勢。

やっと気付きました。
これから、楽しみねって言われた意味が。


また、どこかの空の下でお会いできることを、楽しみにしております。

みなさん、お元気で。







旅行記 その8 ボエムの街

最終日です。

ほとんどの皆さんはオプショナルツアーに参加してリエさんと朝早く出発しました。
チビタ・ディ・バニョレージョという山の頂にある死に絶えそうな街の観光です。

綾瀬はるか主演の映画「ホタルノヒカリ」の中で、花嫁衣裳で走った場所です。
映画のその部分を何度も繰り返し鑑賞して決めました。やめようかって。

二人でゆっくり朝食をとって、近くのスーパーに出かけました。

パスタや、それに関する具材が種類が多く、しかも安いです。
変わったパスタを選びました。

水もガス抜きで、0.36ユーロです。日本の3分の1くらいです。
日本と違って必需品ですから安いんでしょうね。
バスの運転手さんは1ユーロで売ってくれます。

ナヴォーナ広場までタクシーで出かけました。

P1000372.jpg

チップが少し面倒です。12~13ユーロなら15ユーロ渡します。
16~18ユーロなら20ユーロ渡します。
面倒なのは14~15ユーロあるいは19~20ユーロの場合です。

P1000375.jpg


チップをコインで渡すのが、いかにもこれがチップですよという感じで嫌です。
結局17ユーロで20ユーロ渡すと、とても機嫌よくタクシー乗場を教えてくれました。

今日も警察官が多いです。
P1000384.jpg



地図を見ながら路地に入ります。ほとんど路地の街です。

やっと、イルビゾンテの店を見つけました。良い革を使ってます。
ここでメイちゃんのバッグ購入。

P1000386.jpg


さらに路地を歩き、カルトレリア・パンテオンという紙屋さんへ。
ここには羽根ペンやガラスペンや封印のスタンプ、蝋を置いてます。

さらにさらに路地を抜けると教会がある広場へ。警官やTVカメラがいっぱいです。
P1000390.jpg


やぱり、ローマ法王のなんかなんでしょうか。

変なインド人がいます。

P1000391.jpg

修行?パフォーマンス?

P1000393.jpg

たぶん、これをやめる時は回りに人がいない夜をみはからって
袖口から脇、お尻の下に通した金属パイプを抜くんでしょうか。

P1000394.jpg


ボッテガヴェネタにやっと着きました。
息子と、娘の大事な彼に財布購入です。
でも、彼が望んだ青色が無く、茶色になりました。

この店ではウォレットという言葉が通じません。
というか、この国ではあまり英語が通じません。
水を注文する時も、ウォラーではなく、おばさん達のウォーターのほうが通じます。

で、ほぼこれで、奥さんの目的の買物は終りました。


次は、僕が来たかった店です。すぐ近くのはずです。

ここじゃないの、と奥さんから言われました。通り過ぎてしまいました。
気が付かない程小さな店です。

カンポ・マリツィオという筆記具屋さんの本店です。


P1000396.jpg


もともと、数年前にロンドンのピカデリーサーカスの近くで、暗くて細い路地に
骨董品のペンを置いてある店があり、ショーケースの中に全身オレンジ色の
万年筆が置かれていました。悩んで三日間通いましたが、終にあきらめました。
その日に大通りに出ると、このカンポ・マリツィオの店があったんです。

ポップな店で、軽い気持ちで入りました。さっきまでいた店に比べると、
値段が格段に安いです。

一本気に入ったのが見つかりました。

店の女の子とお互いにたどたどしい英語で話していましたが、ふと、気がつくと
僕は日本語、彼女はイタリア語でしゃべっていました。

日本に持って帰って使うとなかなか良い。替芯が欲しい。という訳です。

なぜか奥さんが誰に渡すのか、たくさん買ってます。結局ここで10本買いました。

P1000475.jpg

これで今回の旅行目的は完了しました。

スペイン広場まで歩き、少し離れた場所からタクシーに乗りました。

P1000401.jpg


ローマは一方通行だらけで、行きと帰りじゃ距離が違います。
ホテルまで8ユーロで着きました。チップ入れて行きの半分です。

荷物を置いて、又、タクシーで食事に行きます。

リエさんから教えてもらったお店で、名前がなんと「ボエム」といいます。
じゃあ絶対行かなくっちゃ。地図を見ながら探すけどなかなか見つからない。

オプションに行かなかった連中とばったり。同じ店に行ったみたいです。
あいてますか?あたしたちが今出てきたところだから大丈夫よ。

P1000407.jpg

ここって有名な店なんでしょうか。
有名人らしい人の写真がいっぱい貼ってあります。

P1000412.jpg


日本語のメニューがあり、しかも、うれしい事に単品メニューだ。

早速、目についたのが、野ウサギの文字。こいつを注文。

次に一番臭そうなやつ。「羊のお乳の柔らかチーズ」に決まり。奥さんはラザニア。

野ウサギは鶏の肉ににてるけど、鶏より頑丈でおいしい。

P1000408.jpg


でもなんで、ウサギじゃなく、野ウサギなの?
捕まえたの?メニューに載せられる程?

これは奥さんのラザニアです。おいしいとの事です。


P1000409.jpg


チーズには困った。予想に反しておいしかった。

P1000410.jpg


こんな街に僕のブログと同名のレストランがあって、少し、嬉しいかな。

今回の旅行のオマケのプレゼントみたいです。

P1000413.jpg


ふたりでほろ酔い気分で三越へ。
ここでばらまき土産を奥さんが買います。

どうせここまで来たら、テルミニ駅も見たいよね。という事で、向いました。
カンポマルツィオはここにもお店があるはずです。ネットで確認済みです。
風紀が悪いのであまり長居はしたくありません。
最後の最後で見つけました。
奥さん、また、二本買いました。誰に買ってるんだ?

駅からタクシーでホテルに戻り、仮眠しました。
7時前にホールに集まり、皆でカンツォーネを聞きに行きます。
会場にはたくさんの日本の女子大生達がいっぱいです。卒業旅行でしょうか。
あまりカンツォーネを多く歌いません。

P1000414.jpg


リクエストには、5ユーロのチップが必要です。
アルデベーチ ローマだけを聞きにきたんですが、聞けませんでした。

P1000420.jpg

まあこれも含めてイタリア人なんでしょう。

最後に、ホテルのドアの内側に貼っている注意書きです。
これでは助からないんじゃ。

P1000421.jpg


明日は早朝出発です。
帰国します。

 






旅行記 その7 ただいま、おかえり、のローマ

遺跡の街 ローマ

ナポリから高速使って、最後の街ローマへまっしぐら。

P1000278.jpg

ローマに着いてまず昼食、ピザを各自選んでシェアします。

P1000280.jpg
みんなで食べる最後の昼食なので記念撮影です。
お顔を出して良かったかな?

ピザ屋さん前

突然バスのフロントガラスにコロッセオが現れました。
街のど真ん中に巨大な遺跡群が座ってます。

P1000285.jpg

イタリア人達が、きわめていいかげんで、勤勉でなく、時間を守らず・・・
言い換えれば、きわめて明るく、おおらかで、人生を楽しんでいるか。

P1000318.jpg


その根源がこの遺跡群です。
生まれた時からこの遺跡は存在し、たくさんのお金を生み、しかも減らないんだ。

P1000320.jpg


陽子さんが言ってた。
イタリア人は数十年で出来たんじゃなく、永い時間をかけて出来上がったんだと。

P1000291.jpg

コロッセオに向って歩きながら、30年以上前の光景を思い出していた。
コロッセオの近くにあった屋台まで走っていって、息せき切って、
おばちゃんソフトクリームちょうだいと完璧な日本語で言った僕に
にっこり笑ってソフトを渡してくれたおばあちゃんの顔を今でも覚えています。

P1000312.jpg

美しい感性のデザインと完成度ではヨーロッパで一番だと思っています。
問題なのは、なぜそれを、このイタリア人達が作れるんだ?

今回の旅行の三つ目の目的は、観光地ではなく、モノです。
それにもし僕が、レザークラフトをやってなければ、確実にこの街の
革製品を買うでしょう。
なめした革の出来上がりがすごいんです。

すごいもん持ってるのになんであんたらは信用されてないんだ?

あれから33年かぁ。永かったなぁ。僕も歳とったよなぁ。こいつは変わんないなぁ。

コロッセオ正面


コロッセオ横

次はお決まりのコースです。 トレビの泉です。

トレビの泉


後ろを向いてコインを泉に投げ入れた昔、また来れるんじゃないかと思っていました。
今回はもう思いません。もう無理でしょ。


P1000337.jpg

奥さんに1ユーロ無いよと言うと、20セントでいいわよとの返事。
奥さんはジェラートの方が気になるみたいです。

P1000345.jpg


ミサンガ売りが見当たりません。代わりに警察官がいっぱいいます。
ローマ法王の交代や選挙のおかげで心配したスリがいないみたいです。

P1000343.jpg

かなりいい時期にローマに来ました。
いつもこうなら最高の街なのに。ナポリもしかり。
しっかし、ローマ観光といったら必ずこことスペイン広場なんですよね。
人多いなぁ。

P1000339.jpg


スペイン広場で自由行動です。
ローマの休日って映画がなければ別に何の変哲もない階段なんですけどね。
昔、ここに座ってたらアメリカの女の子からニュートーキョーからなのって
聞かれて、どこそこ?って思ったけど、成田だったんだ。

スペイン階段

広場の前はブランドショップだらけです。

P1000353.jpg


コンドッティ通りを歩いていきます。こちらがメインのブランドショップが並ぶ通りです。

P1000358.jpg

ジミーチュウで奥さんが娘の財布を買いました。
ガラスドアの向こうから次々に通行人が顔をくっつけて覗いてます。
買おうと決めてからしか入らないんでしょうか?不思議です。

奥さんズンズン歩いて行きます。どこに行くのかと思っていたら、
明日行く予定のところを探しています。
無理です。こんなわき道だらけの全部おんなじ建物にみえる街じゃ。
明日にしましょう。

スペイン広場も夕方になって増えてきました。

P1000359.jpg


スペイン広場の一番上の高台でリエさんが夕日をバックに撮ってくれました。
おっきな顔のどアップですからのっけません。

ホテルに入ってリエさんから恒例の部屋確認電話があります。
何これっ? 「えっ、何か不具合がありましたか?」
違うよ、部屋ピンクだし、椅子真っ赤だし。

P1000363.jpg

ついでに情報をふたつ。
右の蛇口の壁に上から細いひもが下がってるのがみえますか?
カゼルタのホテルから今まですべてのホテルにありました。
これを試しに引っ張るととんでもない事になるそうです。

P1000366.jpg


リエさんによると、警察が来たそうです。確認のため引っ張る訳に
いかないので、リエさんのホラか真実か分かりません。

これも全てのホテルにあったものです。便器の隣にある手洗い器みたいなもん。
変な国です。理解できん。

P1000367.jpg

本日最後の写真をこんなんで終わりたくないんだけど。
書かなきゃ良かったかな。

明日は一日自由行動です。ツアー最終日です。大事に使いましょう。

目的のあの店に行って、アレを買います。

旅行記 その6 世界で一番美しい海岸線

世界で一番危険で美しい海岸線

雨はすっかりあがりました。
雲のすきまから数条の明るい光の矢が、海に突き刺さっています。


ナポリを離れ海岸線に沿ってアマルフィに向います。
マッチ箱の様なカラフルな家が並びます。

車窓マッチ箱1


バスも大型バスから35人乗りの中型に変わりました。
海岸線の切立った崖の細い道が続きます。

車窓2


もうまるで、雑木の様に、レモンの木が黄色い実をたわわに抱えてます。
良いシーズンに来ました。

バスは時計の反対周りでしかアマルフィに入れません。
ですから、みなさんが見ているその風景は織田裕二と天海祐希も見たはずです。
ほら、天海ちゃん、あそこ綺麗だよ。そうだね、織田君。
リエさんのモノまねが始まりました。まったく似てないけど。

4年前に「アマルフィ女神の報酬」が発表されて以来、突然、日本人の
観光客が押し寄せているとのことです。
サラ・ブライトンのタイム・ツウ・セイ・グッバイもあちこちで聞かれます。

アマルフィに到着するまでの海岸線もびっくりものです。一言で言うと、
なんじゃこりゃーっです。

アマルフィへ続く道

切立った岸壁に住居がかぶさるように建っています。

なんでわざわざこんな場所に。
傾斜角度は、甲子園球場の外野席なみです。

ここはポジターノの丘です。
リエさんが高い石積みの上に立って上から写真を撮ってくれました。
JTBのお偉いさん、彼女の給料を上げてやってください。

ふたり


確かにこんな景色みたこと無い。


ポジターノA


ミラマルフィというレストランで昼食です。
ここからの景色も負けずに美しいです。

レストランより1


ただ仮にここが日本だとしたら、足りないものがあります。

レストランより2

途中の海でもそうでしたが、良い磯場もたくさんありましたが、
海に漁船が一艘も見当たらない、街に釣具屋が一軒も無い、波止場に釣り師がいない。
さすがイタリアです。


そしてついにアマルフィが見えてきました。
第一印象は、熱海だあ!!!!!!!

海岸線から山の中腹まで建物が重なっています。

街の中に入ると、いきなり御土産屋さんが並んでいます。

お土産屋前


リモンチェッロがイタリア国土を形取ったブーツやハイヒールのガラス瓶に入っています。
同じ商品でも、肩を並べた隣のお店と値段が違います。さすがイタリア人です。

アマルフィ街中

日本人なら危険で罰ゲームにも出来ないイタリアの噴水の水を
おじさんが口で受けて飲んでいます。さすがイタリア人です。
この噴水の上に、くまモンの人形を置いて帰れば怒られるでしょうか?

噴水前



ここで買ったレモン石鹸はすっごい香りがします。カバンを開けたらびっくりしました。
石鹸以外の使い方ができそうです。靴箱やトイレに置くとか。

アマルフィ教会前

街の奥の方にある小さなお土産屋さんで、おばちゃんに引っ張りこまれ、
僕の目の前にダンボールの紙を突き出しました。

やっと出ました。
そこには織田裕二の写真が貼られ、日本語で織田裕二がこの店に来たと書いてありました。
みんなこの店に織田裕二が来たんだってって周りに報告。ワーッすごいって
騒ぐだけ騒いでみんな何も買わずに出ました。

アマルフィ港


ナポリに帰る道は、来た時の道よりさらに山の上の海岸線を走ります。
はるか遠い、ほぼ真下に海辺の家の屋根が見えます。正直、身体が緊張してます。

帰りの車窓1


峡谷をいくつも越えていきます。
この峡谷がひとつでも熊本にあれば大観光地まちがいなしです。

運転手さんの近道のおかげで時間が余りました。

ナポリに向います。

ゴミがなければ確かに綺麗かも知れません。

サンタルチア港から卵城を臨みます。

ナポリ卵城


遠くにヴェスヴィオ山を見ながら桜島を想いだしました。確か姉妹都市だったはず。

でもやっぱり、一の宮から見た阿蘇に似てます。

ヴェスビオ

ナポリが一望できる丘に来ました。夕焼けの似合う街でした。

夕焼けのナポリ


今夜は中華料理です。
久しぶりのお米にみんな、がっついて食べました。
パンだろうが、パスタだろうが、米の敵じゃない。
ところで、熊本の「森のくまさん」が日本一のお米に選ばれたの知ってます?

ビールもイタリアビールじゃなく、しかもたった2ユーロです。
みんなで久しぶりに美味しいのを食べたねえと会話がはずみ、
なぜか中国の悪口でもりあがったら、清算の時にビールが3ユーロと言われました。
さすが中国人。恐るべし。聞いてたのか。

明日はローマに向います。

旅行記 その5 生きてる街 ポンペイ

朝から雨になってしまった。アマルフィでは晴れてくれえ。
傘をさしてポンペイへ。今日は歩くんだろうなあ。
ここって正直あんまり今回の旅行で興味なかったんだ。
しかも雨だし。

ポンペイ1

ナポリから見えたヴェスヴィオ山は頂上が吹っ飛んで阿蘇山みたいになっていた。
稜線の延長ラインを引いて富士山みたいな形にすると、
かなりの量の火山灰と火砕流がポンペイに降りそそいだのが想像できます。
普賢岳の火砕流のとき、対岸の堤防から見ていました。
暗闇の中で真っ赤な線が黒い山の頂からうごめいていました。


ポンペイ2


時速100キロの降下火山灰で一瞬のうちにポンペイは死の街になりました。
ほとんどの住民が窒息死だということです。
約2千人が死亡したと考えられています。
なにせ2千年前の事ですから詳しくは分からないのでしょう。

遺体


ガイドさんに付いてまわるうち、少しずつイメージが変わってきました。

景色J


なんて広くて、整備されてて、しかも人の姿が見えてくるのだ。
ここで、いきいきと生活している1世紀の古代ローマ人の姿が。
ただ、そこに阿部寛が見えてくるのは問題だけど。

景色K


この街には、パン屋さんが5軒あったそうです。
巨大な浴場も機能的にできている。
テルマエ・ロマエの情景が目の前に浮かんできた。

風呂



娼婦の館に続く道の上や、そちらを示す道標を眺めている古代ローマ人、
真っ直ぐに伸びた石畳の上を駆けていく子供たち、
洗濯場で旦那の悪口をおしゃべりしている奥様達、
石畳の上で港におろす商品を山づみした馬車を動かしている商人たち。

景色L



ここの街は死んじゃいない。
ちゃんと生きていたんだ。

ところで2千年前の日本ってどうだったんだろ。
日本史にはうといので、調べたら弥生時代でした。

さて、いよいよアマルフィに向かいます。

旅行記 その4 廃墟の猫 マテーラ

廃墟の街 マテーラ


マテーリ街

歴史がありそうな街並を歩いて行き、教会の裏に入ると驚愕の世界が
眼下に広がります。

マテーラ1


8世紀から13世紀に石灰質の岩盤をくり抜いて住居にしていた街です。
穴の中の一番奥に動物を飼い、非衛生的で、国が立ち退きを強制的に行い
一時は完全に誰もいない廃墟の街になりました。

マテーラ3

廃墟の街を前にしばらく声が出ません。

マテーラ4

国はこの街の貴重性を重視し、保存の為、世界遺産に申請、登録されました。
登録年は今から20年前の1993年です。
ちなみに、アルベロベッロは17年前の1996年です。

マテーラ5


国は再び、以前ここに住んでいた人々に戻ってくるよう呼びかけましたが
この街は貧困の象徴だったんです。僅かな住民しか戻ってきませんでした。
まるで火口の穴の様な、すり鉢状の岩壁に住居がかぶさって並んでいます。

向かいにみえる岩山も白い石灰岩が雨風で崩れています。

山


ここではたくさんの映画が作られました。
ほとんどが宗教映画だそうです。

猫が静かに日向ぼっこしています。

マテーラ猫

部屋の中はこんな感じです。ここで生まれ育った子供はどんな夢をみるのでしょう。

部屋の中


岩盤を削って造った教会です。

マテーラ教会

くねくねと細い路地を通って上に戻りました。

裏景色

ここの洞窟レストランで昼食です。
レストラン前の風景です。

レストラン前

岩盤の中のレストランはこんな感じです。
雰囲気はとても良いです。白人の団体ツアー客が多いです。

レストラン中


夕方ナポリの街へ向かいました。
ナポリを見て死ね!という言葉があります。
本来美しい街なんだと思います。
リエさんから、視線は平行線から上のほうだけを見てくださいとのこと。
確かに足元は諸々のゴミでおおわれています。

ツアー客はホテルに監禁です。一歩も外に出てはいけません。
困った街です。

でも明日は第二の目的地、女性に人気の、あのアマルフィに向かいます。

旅行記 その3 童話の街アルベロベッロ

アルベロベッロの街並

早朝、皆さんと離れ、昨夜のビュースポットヘ。
少し大きい文字lank">アルベロベッロ

街の中に入って行きます。

アルベロベッロ1

たぶん土の中から掘り出した平たい石を乗っけただけの屋根です。
イギリスのコッツウォルズで見たような石です。
一枚引っこ抜けば屋根が落ちるんじゃないかと思います。

アルベロベッロ2

とんがり帽子のこの屋根は、課税徴収官が来る前に落とし、
帰ったあとに簡単に作って、税金をまぬがれたそうです。

アルベロベッロ4

ここはパン屋さんかな。まだオープン前です。

アルベロベッロ5

この街のこの住居にもちろん人は住んでいます。小さい車も通っています。
世界遺産に住んでいますから建物の不自由な部分も改築できません。

アルベロベッロ6

想像してたより巨大な街でした。
コッツウォルズの家は購入価格1軒1億円程度だったと思います。
都会の喧騒を離れて終の棲家として購入しているとの事でした。

この街もイギリス人に人気があり、リタイヤ組が住んでいるとの事です。
こう見えてこの家もたぶん高いんでしょうね。

P1000026.jpg

この石灰質の石垣も高原の土からごろごろ覗いていた石です。

アルベロベッロ7


陽子さんのお店のある方へ向かいます。
朝早いので開いているか心配です。
この通りはもうすぐお土産屋さんがいっせいにオープンします。


アルベロベッロ8

開いていました。
さっそく陽子さんにお願いして屋上にあがらせて頂きました。
目の前がとんがり帽子だらけです。ひとつの部屋にひとつの帽子だそうです。


アルベロベッロ陽子屋上1

お店の中です。トリュフ入りのオリーブオイルや塩、バルサミコスを購入。

陽子

昨日から店の中をお客様の邪魔にならないようにうろうろと
目立たないように仕事をされてたイタリアの人。
陽子さんのご主人なのはテレビで知っていましたので、
パパさんパパさんと声をかけました。にっこり笑ってくれました。
お店の前に来ていただき写真を撮りました。

陽子パパ

もうちょっと居たかったな。
後ろ髪ひかれながらお別れしました。

今からこの街とは真逆の街に向かいます。
荒涼とした街です。



旅行記 その2 アルベロベッロ

カゼルタ宮殿

カゼルタ


リエさんからこの宮殿の説明があったような気がしますが全部忘れました。
「スターウォーズ」のアミダラ女王の宮殿です。
「ミッションインポッシブル」ではバチカンとして撮影されました。
「アマルフィ女神の報酬」のどこかの場面で使われたとの事です。忘れました。
宮殿の中は僕のカメラでは写らない程度の暗さです。

皆さんは、馬車で雨の庭園を走り回ってびしょぬれになるのを楽しんでます。
その間、僕と奥さんはBARでお茶を楽しみました。みなさん若いです。

豪華絢爛な部屋が続きますが、ベルサイユ宮殿をまねて作られたと聞くと
微妙にそれだけの理由で興味が薄くなるのはなぜ?
天井画の一部分に影を描いて立体的にみせてます。トリックアートみたいです。
ちょっと嫌でした。

昼食は近くのパスタ屋さんです。
食べてしまう前に一番にトイレに行きました。男女兼用がふたつあるとの話です。
奥のトイレに入りました。帰りに手前のドアに男マークが貼ってありましたので
どうも女性用に入ってしまったようです。

実は旅行前に気になっていた事がありました。
テーブルに戻り、奥さんに言いました。「やっぱり、なかったよ」

この国では、お店のトイレに便座がありません。

最初から無いのではなく、設置する時点で外されるのです。
左席の女性に話をすると「うそ!そんなの知ってたら来なかったぁ」
右席の御婦人は今行ってきたので聞いてみました。「あら、あったと思うけど」
左席の女性が、無いのは男性用だけなのよと言い、行って戻ってきました。
ありましたか?いいえ、ありませんでしたと憮然と答えました。

右席の御婦人をあらためて眺めました。とてもお上品な顔立ちです。
この歳になって初めて知りました。
それは、奥さんもそうなんですが、女性で便座に座らない人って多いんですね。

地元の女性はどうしているんでしょうか?
誰かのブログで便器の枠に片方の靴の跡がついているというのを読みました。
ボンヤリと子供の頃の田舎のおばあちゃん達の・・・を思い出します。

この国にはマイベンザが存在します。

アパートを退去する人は、マイベンザを外し、
入居する人はマイベンザを持ってきてはめるんだそうです。
お店の便座を外す理由は、汚されたり壊されたりする前に外すそうです。?
もうこの話はやめます。すいません。

ちなみに、高速道路をアルベロベッロに向う途中のサービスエリアの店で
オリーブの塩漬けを見つけレジに立ってると、リエさんがレジの人に向って
ちょっとあんた、ここのトイレ壊れてんじゃん、開かないわよと責め立てた。
{注:ここは僕の和訳ですが、たぶん、当たってます。}
どうやらメンバーの女性がトイレに閉じ込められたようです。
バスの運転手と店の男性ふたりがかりで救出したらしいです。

バスに戻る時に先ほどの左席の女性に、ここは便座だけじゃ済まないよと。
じつは、二日後に僕の奥さんも同じ運命に遭うとはこの時は誰も知らなかった。


緑の大草原の地平線に茶色の屋根と白壁の小さな家がぽつんぽつんとあります。
ここに白い犬が走ってたら  葉 祥明 じゃん。

ようやく、今回の旅行の第一目的地に到着しました。

アルベロベッロ

アルベロベッロにはついでではなく、来たくて来る人がほとんどらしい。
たしかに日本人に好かれそうな絵本の世界です。
韓国人や中国人がいません。知られていないんでしょうね。早くきたもん勝ちです。

さすがJTB。ホテルはシャワーだけと聞いていましたが、湯船のある部屋です。
奥さんと散策します。グーグルでこの辺は何度も歩いていますが実物と違うなあ。

夜の観光のため、皆ホールに集まりました。びっくりです。いきなりでした。
陽子さんが現れました。リエさんと挨拶されてます。
陽子さんの前に進み出て一緒に写真を撮らせて下さいとお願いしました。
リエさんから「はやーっ、はやすぎるぅ」と言われましたが、お構いなし。
陽子さんに会いに来たんですから。

ホテル内陽子


陽子さんが皆を引き連れてカメラビューポイントを案内してくれます。
残念ながら僕のカメラでは写りません。
明日にします。
陽子さんのお店で買物しましたがお客さんが多く
何買ったかさえ分かりません。奥さんに衝動買いの神様が舞い降りてきました。

この街のベッドで寝ているのがなんとなく不思議です。


プロフィール

ボエム

Author:ボエム
灰色の鶴の舞立つ漁村生まれ。
終の棲家探しへ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー
02 | 2013/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR