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ピアノが卒業して旅立ちました。

思い出深いピアノと、今日でお別れです。

ウソです。
僕には殆んど思い出はありません。
小っちゃい娘と、若い奥さんの思い出のピアノです。

運送業者さんが来るので、イメージを良くする為に、部屋をキレイに片付けました。
でも雨が降っていますけど、大丈夫でしょうか。


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蓋を開けて、中の虫のフンもキレイに取り除きました。

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鍵盤が、娘の汗で黄色く変色しています。
この部分は、メールでタケモトピアノさんには通知済みです。

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キレイに磨いたら、細かいキズがいっぱい見えてきました。
でも、通常使用によるキズです。仕方ありません。

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家の前に大きなトラックが着きました。
若いお兄ちゃんが二人です。
えっ、ふたりで運べるんですか?
大丈夫です。もうひとり車にいます。

一人が鍵盤の回りをいきなり分解しました。
もう一人は、下に潜って、ピアノの底をライトを点けて点検を始めました。

携帯電話でタケモトピアノの方に報告を始めました。
ペダルの三本の金属棒にカビが付いています。
特に問題はありません。
運びます。

安心しました。

パレット板を布団を巻いたピアノにくくりつけると、横倒しにして、足を外しました。


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更に、ロープで大丈夫なのと思うくらい、きつく縛ります。

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ふたりでロープを肩にかけ、担ぎ上げました。凄い!

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ソロリソロリと庭に敷いた黄色い板に、慎重に降ろしました。

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下に台車を潜らせました。

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アレヨアレヨで運んで行ってしまいました。

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その手際の良さに驚いてしまいました。
後にはガランとした部屋が残りました。

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代金はメールで頂いた金額通りに、現金を頂きました。
23年前に購入したピアノが予想外の金額で売れてしまいました。

もっと早く処分しとけば良かった。



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お粥生活逆戻りです。

澄み切った春の青空に、桜が美しく映えます。
今年初めての桜です。
駐車場に降りた僕を迎えてくれました。

春は突然やって来て、駆け足で日本の北に向かって走り抜けていきます。
もっと、ゆっくりしていって良いですよ。

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今年最初に見た桜が、病院の庭だというのが、ちょっとがっかりしますが。

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28日に入院して下さいという連絡が病院から入りましたが、忙しいので断りました。
今日は、手術前の大腸検査です。
旅行の次の日から、お粥生活に戻りました。

で、結局、大きなカッコいいポリープが見つかり、切除されました。

又、お粥生活の始まりです。


春の雪

気になる宿泊料金をネットで調べました。
プランの部屋の大きさは違うけど(たぶん急々にキャンセルされた部屋?)

奥さんの言うとおり、カニづくしの料理でふたりで3万円ちょっとのプランです。
ほらね。予約した時に安いと思ったんだ。
休み前だから、ちょっとは高いけどね。

いやぁ、すごいね。この旅館。

朝食も部屋食です。いいんでしょうか?
この干しカレイ買って帰るぞ。

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カードも使えました。良かった良かった。

ちなみにじゃらんや楽天なんかの旅行店が入っている旅館は、その旅行会社のために
いつも、部屋をいくつか用意しておかなきゃダメなんだ。お客さんが入らなくてもね。

だからネットで満室になっていても実際は空室があるから、電話すれば予約が取れます。
知ってますよね。

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雪の残った、山に向かいます。

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この場所から見える筈です。

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Ⅰ万なんぼの、このカメラの威力を見せてやるぞ。

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ほーら、少し見えてきたぞ。

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靄にかすんでるけど、まだまだズームインできます。

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見えました。
三徳寺の投入堂です。
崖地に造られた修行の場です。まだ入山禁止だそうです。

一度、ここに座ってみたい気持ちだけはあります。

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さて、本日は奥さんの希望で、山口の獺祭を求めて旭酒造に向かいます。
中国道に出て、広島ジャンクションから山陽道に向かいます。
雪山越えになります。

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道路だけは、ちゃんと除雪されていました。
誰のおかげなんでしょうか。僕らが眠っているときに仕事をされているんですね。
素直に感謝してしまいました。

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蒜山高原を越えて行きます。
一面真っ白です。

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どれが大山だか分かんないけど、いつもここを通る時は雪が積もっている気がする。
前回は境港にカニ食べに来たとき以来です。

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中国道に出ました。
大佐SAでB級グルメのホルモン焼きうどんを頂きます。
夢中で頬張って、写真を撮るのを忘れていました。

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売店をうろついていたら、ルミばあちゃんの写真を見つけました。
しょうゆ豆です。空豆の醤油煮です。好きです。
でも、ルミばあちゃんの名前がありません。
顔だけ貸しているんでしょうか?
まだお元気でしょうか。

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もうすぐ山陽道への分岐点です。
ちょっと気になり、奥さんに旭酒造に今から行きたいけど
店開いてますかと聞いてと頼みました。

えっ、行っても商品が無いかもしれないんですか?
携帯電話を持つ、奥さんの声が聞こえました。

良かったね、電話して。

山陽道に入る必要が無くなったから、このまま中国道路を走って、
吉和SAで、わさびマヨを買いたいとの事です。

それに、萩シーマートにカレイを買いに行こうよと提案してくれました。
ああっ、良いな。やっと干しカレイが手にはいる。

さて、ジャンクションが近づきました。
萩まで往復2時間かぁ。と、考えてしまいました。家に着く頃は真っ暗だな。

カレイだけに時間をとるのはもったいないからと、
奥さんの申し出を断る事にしました。

干しカレイは下関の唐戸市場で手に入れるよ。ついでにふぐの剥き身も欲しいし。

でも、下関を前にして、まっいいかと通過してしまいました。
やっぱり少し疲れているんでしょうね。
今日は7時間走ってるからね。

九州に着きました。

壇ノ浦のSAで、干しカレイを探しましたがありません。
あきらめましょうか。
竹輪とふぐを買って帰ります。

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城崎温泉で買った、なんかの最高賞をとった日本酒です。今は飲めないけど。
わさびマヨネーズはもっといっぱい買えばよかったくらい、美味です。
イカのゲソ焼きも、城崎温泉でイカを目の前でプレスしてお姉ちゃんが売っていました。
その匂いにつられて買ってしまいましたが、口の中で復元して柔らかく美味しいです。

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もうすぐ大腸検査がありますので、明日からまた、お粥のみになります。
せっかく買ってきた美味しいモンもおあずけです。

春のドライブ終了しました。
三日間で、1,700Kmでした。

次は富士山の周囲が良いかな。



三朝温泉のカニです。

広っ!

久しぶりの大型和風旅館です。

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ここで浴衣を選ばされました。
6色くらいあったかな。

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部屋までの通路も和風です。

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広っ!何これ。


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しかも角部屋です。

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それに使いようがない部屋がもう一つ。
一体幾らの予約取ったの?

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こんな金庫初めて見ました。
ここ、たぶん6人部屋です。

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とにかく、まずお風呂に入ります。

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入口には麦茶みたいな飲み物と別に、絞ったトマトジュースが置いてありました。
これは美味しかった。

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露天風呂を大きく取ってあります。
今はどこに行っても温泉施設は立派です。
日本でも珍しいラジウム温泉です。

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部屋食です。
実は、食事の準備が整うまでの間が苦手ですので、隣の部屋で待ちます。
お食事の用意が出来ましたとの声で襖を開けました。

カニが乗ってます。
えっ、今日もカニなの?

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ここって、いくらなの?
ふたりで3万円チョットと思うけど。と奥さん。
うそっ。

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という事はひとりⅠ万5千円くらいって事?

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6人部屋で角部屋だよ。
しかも仲居さんが付きっきりだよ。

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ネットの予約確認のメール来たでしょ。
いくらになってた?
えーっ、見てないの。

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カニが焼けましたと仲居さんが持ってきてくれました。

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カニにタグは付いていないけど、立派なカニだよ。
ネットで予約した時に、1万5千円とかの数字があった?
それとも3万円の数字だった?


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3万円の数字しか無かったけど、ふたりでって書いてあったような・・・。

ホテルは部屋の値段だけど、旅館はひとりの値段だよ。

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カニの天麩羅でーす。と仲居さんの顔をみた瞬間、
これはひとり3万円だなと確信しました。
奥さんも、ごめん、そうだったかもとあきらめました。

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ここって、カード使えるかな?

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海の色がすごいのだ。

城崎温泉を北上し、山陰海岸ジオパークへ。
同じ海なのに、他の海とは色が違います。

車はほとんど通りません。

ジオパークとは、日本がまだ大陸に繋がっていた時代から
今日までの重要な地質等を観る事ができる貴重な場所です。

それは別としても、この海岸線は気分爽快です。

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大きな洞窟が見えます。何でしょう?

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水平線がはっきり見えます。
海の色が深いグリーンで、空の色が透明なうすいブルーです。

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大きな丸い岩が宙に浮かんでいます。
迫力があります。

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この海岸の岩には名前が付いていました。
カエル島です。
車を降りて見に行きましたが、確かに大きなカエルでした。

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鳥取砂丘前の白兎海岸は、さすがに三連休で混んでいました。

鳥取の字を見る度に思うのですが、これをトットリと読むのなら
取鳥と書くべきじゃないんだろうかと思うのは僕だけでしょうか?


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倉吉の赤瓦の町に着きました。

先ず、1号館に向かいましたが駐車場が見当たらず、横づけして入りました。
別の場所に無料の駐車場を見つけましたが、あまり長居する気にもならず
移動はしませんでした。

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白壁とお堀の町です。
今では観光客相手の物産館になっています。

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中はこんな感じです。
特に興味惹かれるものは、残念ながらありませんでした。

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早めに今日の旅館がある三朝温泉に向かいました。
三朝温泉はラジウム温泉です。
微量の放射線で身体を活性化します。
呼吸で体内に取り入れます。

奥さんが予約した旅館「斉木別館」です。
デカい、昨日と全然違います。

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城崎にて

「またいつもの病気が始まった。」
奥さんが布団に座って僕を起こしました。
まだ3時です。

どうしたの?
新潟に行った時に、奥さんが腹痛を起こし、まだ開いていない病院の薬局にお願いして
薬を手に入れた事を思い出しました。

昨日行ったお店に、今日もう一度行きたい。

そっちの病気か。

後ろ髪引かれながら先に進む旅も良いもんだよと、納得させました。
でも僕もこの後、同じ目にあいました。
突然、干しカレイが欲しくなったのです。


この旅館は外から見ると3階建てなんだけど、中に入ると4階建てなんです。
多分、殆んどの旅館の造りが同じだと思います。
余っている土地は全然無さそうです。

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「一の湯」に入ってみました。
何故か裏山に洞窟風呂があります。良い感じです。

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こちらは「御所の湯」です。
昔風の窓無しの丸い浴槽、例えば熊本の山鹿の「さくら湯」みたいなお風呂かと予想しましたが、
完全に外れました。
開放的な露天風呂に、裏山の積み重ねた岩から音を立てて滝が流れ落ちて来ます。
一番気に入ったお風呂でした。

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奥さんを待つ間、天井の絵を楽しみました。

御所の湯1a

どこのお風呂も清潔に保たれていました。

御所の湯2a

リフトがあります。
でもあまり利用している風情はありません。

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街並みと柳の木が一番合っている街です。

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食事の用意をしてくれていた仲居さんに、近くに駐車場が無いか尋ねました。
奥さんがこの街を気に入ったので,昼までここに滞在しようと決めました。

後で別の仲居さんが部屋までやってきて、駐車場はそのまま使って良いですよと言ってくれました。
メッチャ感謝です。

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昨夜のカニ料理でお腹いっぱいです。
適量の朝食にホッとします。

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お土産を買って廻ります。
津居山カニのタグ付きです。

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干しカレイです。
ここで買っときゃ良かったかな。
この後、これを買いに迷う旅が始まります。

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話はちょっと飛びますが、
この町にも豊岡鞄の店がいっぱいあります。

これはニセモノよね。という声が後ろの若い女性達から聞こえました。
ニセモノというのは、どうも動物の革ではなく、合皮の事を指しているようです。

合皮は、動物の皮に似せて作った、合成の皮という事なんでしょうか。
現在の合皮はとてもすばらしい合皮です。
合皮という名前をやめて、別の繊維の名前にして堂々と売ればいいのです。

動物の革は重く、傷つきやすく、雨にぬれると致命傷のシミが残ります。
いわゆる合皮と呼ばれるものは、軽く丈夫で、雨をはじきます。

合皮の特性を利用して、数多くのすばらしい商品が増えてきました。

アウトドアで動物の革を使ったバッグでも持とうものなら最悪です。
雨を吸込んで重くなり、中まで湿らせてしまいます。

街中でリュックを担ぐ若い女性には、動物の皮は不向きです。
もっと、いわゆる合皮を理解してもらいたいと思います。

それに合皮の製品は、動物の革と違って、コバや床面を見せることが出来ないから、
製品を作るのに手間が掛かるんですよ。

まず、合皮という名前を変えてほしいと思います。
ニセモノ呼ばわりしてほしくないのです。

という持論は終わりにして、

この家並みを描きたいです。

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外湯を巡ってみます。
ここは旅館の隣の「柳湯」です。今日はしまっています。

柳湯a

今日も沢山の観光客がやってきます。
奥さんから、どうしてこの町はすたれないで残ってるのと聞かれました。
簡単です。
うちだけは絶対に生き残るぞと、考えなかったからじゃ無いでしょうか。

まんだら湯a

ある有名な温泉地は、膨大な資本を使い、
クラブもカラオケもゲームも完備した立派なホテルを林立させ、
温泉客は外に出る必要が無くなり、町はさびれ、灯は消え、
結局、淋しい町にやってくる温泉客など、いなくなりました。

この町は外湯を作り、お客さんを外に出し、沢山のお店が増えてきました。
益々、活気を求めてお客さんがやって来ます。

地蔵湯a

但馬牛を食べてからこの町を離れようと思います。
簡単に食べる為に、串やさんに入りました。

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大串とカニビール?です。
無論、僕はノンアルコールですけど。

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何年か先にもう一度来ても良いよと、奥さんが言ってくれました。
また来れたらいいね。

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チェックアウトの時、おばあちゃん女将が気を付けて帰ってねと、
キットカットを4個、僕の手の中に握らせました。

じゃぁ、これから海に向かって走ります。


カランコロンの町へ

どうも奥さんは思い違いをしていたようです。
城崎温泉を、ひなびた温泉地と思い込んでいた様子です。

町に入った瞬間、驚きの声が聞こえました。正直モンです。

温泉客同志がぶつかる位の人混みです。
しかもほとんどが、浴衣を着た20代のグループやカップルです。

温泉客を避けながらやっと旅館に着きました。

駐車場が大変でした。若主人の車の後について行きましたが、今回フィットで来て正解でした。

エスティマなら通り抜けるのが困難な、細い路地で、しかもかなり離れた場所にありました。
千年の歴史があって、車用に道路が作られていないもんですからと、
若主人が申し訳なさそうにしていました。

おばあちゃん女将が、まぁまぁ遠いところからと迎えてくれました。
カニ食いに900キロ超えて来ましたと答えました。

カニ漁は3月20日で終了です。
だから旅館で生を食べられるのは、3月末までとなります。

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このカードで外湯を使えます。
だから旅館の内風呂がどんな風呂なのか、興味も湧きません。
確認もしていません。

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城崎温泉駅の近くの「さとの湯」に行ってみました。
ジャグジー風呂や露天風呂もあり、現代的な風呂と説明してありましたので選びました。
確かに、いつも使っているスパです。
観光客が押し寄せていますが、清潔感のあるお風呂でした。

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下駄をカランコロン鳴らして、旅館に戻りました。

こんな活気のある温泉街は初めてと、奥さんが言いました。
確かに、町の広さや旅館の数、お土産屋さんの数、それにお客さんの数を考えると
僕が訪ねた温泉街の中で一番でかくて、お祭り騒ぎの町です。

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さて、本来の目的のカニを頂きます。

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タグ付きの生のカニが置かれました。
鍋と野菜があります。
しばらく待ちましたが仲居さんがやって来ません。

自分たちで勝手に食べろという事かなと奥さんと始めました。

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カニが美味しく焼けましたと仲居さんが持ってきました。
焼きガニはカラにくっついて嫌いなのですが、これは上手く取れました。

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カニみそも焼いて持って来ました。
地酒を注いで飲みます。
もう、身体をいたわるのは、やめました。

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黙々とひたすらにカニを剥きます。
最期はもう食べ疲れしてしまいました。

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タグには船の名前が記載されています。
このタグ、あるのと無いのとでは金額が大きく違います。

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最期は生のカニみそを入れて、おじやですが、もうお腹が限界でした。
ご飯茶わん一杯で終了でした。
当分はカニを食べなくても良さそうです。

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仲居のおばちゃんに、カニが終わったらその後はどうするんですかと聞いてみました。
今のカニを冷凍して、次のシーズン開始まで使用するそうです。

それにしても、長い一日だったなぁ。
やっと今日が終わるよ。

シルクの町へ

奥さんがぜひ行きたいと言ってたシルクの町、与謝野にやって来ました。

もちろん本物のシルクですが、価格的にはずいぶん安いと思います。
ていうか、あまり知りませんが。

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入口から、はた織り機が展示されています。

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カイコから糸を紡ぐ機械でしょうか?

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との事です。

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たぶんこの地域で一番の、種類と量が展示販売されています。

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昭和34年、云々・・という事らしいです。

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写真を見るかぎり、かなり歴史が古そうです。

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スカーフ、ハンカチ、化粧品等、
絹製品が並んでいます。
奥さんはスカーフの色に悩んでいます。

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おばちゃんが一人で黙々と作業をしていました。

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絹織物は、そのままでは少しゴワゴワしていますが、30分ほどお湯で煮ると
柔らかく、ツルツルの感触になります。

やはりシルクは生き物生まれなんですね。

お土産と自分達用に少し買い物をしました。
繭玉を貰いました。
指にはめて、水を付けて顔をこすると良いんだそうな。

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今から海に向かいます。
また、大きなアラレが落ちてきました。

とにかく寒いです。


天橋立が見える場所まで来ました。
殆んど、かすんで見えません。
イメージを浮かべる事はできます。
明日また朝から来ようかと言いつつ、城崎に向かいましたが、
もう二度と走りたくない山道です。
で、またいつかの日にね、という事になりました。

もう、900キロ走ってます。




カバンの町へ

じいさん、ばあさんの店じゃないです。
地場産の店です。

ここにカバンのアンテナショップのようなコーナーがあります。

ここ、豊岡市は全国の百貨店で売られている鞄のほとんどを生産している町です。

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沢山のバッグを見ていると、自分の好みがはっきり分かってきます。
選んだバッグが、同じようなデザインでした。

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とてつもなく美しい青いバッグを見つけました。
店員さんに誰の作品なのかお聞きしました。
その方のお店を訪ねようと思いました。
しかし、それは工場から来たモノですねとの事です。
つまりブランドが無いということですか。

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価格的にも高いものは置いていません。
帆布と合皮と一部分に動物の革を使っています。

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鞄ストリートに向かいました。
古い町で、駐車場がありません。
近くのスーパーに無断で停めてしまいました。歩いて駐車場を探そうと思ったのですが。

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先ず最初の店です。アートフィアーと読むらしいのですが造語です。

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入店して思わず息を呑みました。
見た事のない素材とデザインとその完成度の高さに驚いてしまいました。

安倍総理の奥様のタラップでの写真が置かれていました。
その左腕の白いバッグと同じものが展示されています。

お店の方とお話しさせて頂きました。
オリジナルだと売れないので、有名なブランドの下請けとしての商売もされてる様子です。
ロンドンのハロッズデパートで買ったディーゼルのポケットに大阪の社名のカードが入っていました。
バッグに限らず、欧米のブランドモノを日本で作っているのは有名です。


佐村河内氏と新垣氏の関係は、この世界では当たり前です。
独立してブランドを立ち上げたいのでしょうが、
認められるまでには難しい問題が多いのでしょうね。


店内の写真撮影はニッコリと断られました。
そのかわりホームページを見てねと言われて見ましたが
お店のホームページには、僕を仰天させた作品はひとつも載っていませんでした。
販売用の商品だけでした。当たり前ですが。

ちなみに店内はこんな感じです。
ホームページから戴きました。

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しかし、名刺を一枚頂きました。
このお店の社長の名刺で、別のブランドでホームページを持っています。
これです。感動モノのバッグが見れます。
いっぺん開けてみて下さい。

由利佳一郎のオフィシャルサイトで検索してください。

本物を見ないと分からないと思うけど、心ふるえる鞄です。


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最初のお店のインパクトが強すぎて、あとのお店はかすんでしまいました。

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熊本の宣伝部長は熊本だけに限らず、どこにも顔を出していました。

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次に鞄団地なる所へ行ってみました。

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倉庫です。
手作りのポップです。

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ズラリと並んだ鞄ですが、1万円を超えるものを探すのは難しいです。

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ブランドにこだわらなければ、機能性で選ぶんなら充分です。

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歴史の長い鞄の町です。

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トイレに向かう壁に柳行李が置かれていました。
軽くて丈夫だったんでしょうね。

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今から絹の町に向かいます。

お蕎麦の町へ

ホテルで朝食を付けて頂きました。
今日の予定を考えると、ちゃんと食べてから出発です。

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龍野西インターに戻り、山陽姫路東から播但連絡道路に入り、北上しました。

ところが、みぞれがアラレになり、雪を真っ白に被った山から高速道路に降り注ぎます。
ついにノロノロ運転になり、車が連なりました。
不安が脳裏をよぎります。
山越え出来ずに、熊本に引返す最悪のパターンが浮かんできました。

気温は二℃です。
どうにか和田山ICを降りる事が出来ました。
名も知らぬ山々が白い頂を曇天の空に輝かせています。

ここは日本のマチュピチュで知られる竹田城址の麓です。
今日はたぶん登ることは無理でしょう。

気温は相変わらず3℃です。
寒々しい空の下、目的地に向かいます。

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ようやく出石(いずし)の町に入る事が出来ました。
目的のお蕎麦屋さんまで向かい、駐車場を見つける事が出来ました。
この町はすべての店がそうだと言っていいほど、何故か蕎麦屋だらけです。

蕎麦食いに、700KM走って来ました。

蕎麦屋さんが開くまで時間がありますので、出石城に寄ります。

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今日はここでお蕎麦を頂く予定です。
10時開店ですのでまだ、時間があります。

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兎に角、お蕎麦関係のお店だらけです。

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観光客は皆、お蕎麦と日本酒目当てです。

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辰鼓楼が目の前に見える二階席に座りました。


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観光客が増えてきました。

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僕たちは10時前に入れてもらいました。
そのあと直ぐに、お客さん達が増えてきました。

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皿蕎麦は5枚で一人前です。
追加は一枚ずつの注文になります。

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食べ方は、最初の一枚はそのまま何もつけずに食べ、
二枚目はネギとワサビを溶いたつゆに付け、
3枚目はとろろを入れ、
4枚目は卵をかきいれて食べます。
5枚目は全部入れて食べます。

奥さんは、全部入れたのが一番美味しいとの事です。

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ここにもありました。
「あきない、ますます、はんじょう」と読みます。
小国の蕎麦屋さんにも、壁に書かれてありました。

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大粒のアラレが襲い、みぞれがうなじに入ってきます。
風が横殴りになってきました。
昼から雪の予報が当たりそうです。

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今からカバンの町に向かいます。


薬返して欲しいんですけど

入院する時に持ってる薬を持ってきて下さいと言われ、薬局の方が薬を預かりました。
そして、病室にやってきて血圧の降下剤などを返され、院内で服用していました。

今日、痛風の薬や、痛み止めの薬を探して、病院に預けたままなのを思い出しました。
お昼に病院に貰いに行こうと思い、電話をしました。

こちらの説明が足りなくて申し訳ありませんでしたと先ず言われました。
退院の時にやはり僕がもらわなきゃいけなかったみたいです。
じゃぁ、今から貰いに行きますと言うと、
処分しましたと言われました。

えっ?
意味が分からず、もう一度聞きました。
無いんですか?
ええ、処分したんですよ。

処分する前に本人に承諾なりしないんですか?
ええ、いつもしてるんですけどね。

それって、言い訳にもなってませんよね。
兎に角、もう無いんですよね。
ええ、処分してしまいました。

僕の薬ですけど、病院にそんな権利があるんですかと言いたいのを我慢しました。

とにかく、旅行中に痛風の発作が出ない事を祈るだけかな。
それにしても納得できないなぁ。

なんて思っている内に九州を出ました。
天気が思いっきり悪いです。

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丁度5時に広島の宮島のサービスエリアに着きました。
早速、牡蠣を食べに入ります。

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ホントはこっちを食べたいんですが、フライは禁止されています。
奥さんから一個だけ貰いました。
やっぱり、アブラは旨い。

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で、僕はこっちの牡蠣丼です。
牡蠣の味を堪能したかったら、こっちかな。

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龍野西サービスエリアで車中泊の予定だったのですが、
兎に角、今日は寒い。
という事でやっぱりベッドで寝たい。
龍野西インターで降りて、相生駅の前のビジネスホテルに泊まる事になりました。

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やっぱ正解でした。
暖房つけて、湯船に浸かって、今、ブログ書いてます。

二人で6,800円ですが、このゆったり感にはかえられません。

明日の最高気温はひとケタです。昼から雪の予報が出てます。

タケモトピアノすごい。

タケモトピアノとヤマハピアノから買取査定のメールが届きました。

髙くて15万円くらいだろうねと思っていたのですが。

ヤマハから41万円のメールが届き、奥さんがビックリしていました。

その後に、タケモトピアノからメールが届きました。

90万円でした。

タケモトピアノの場合は、とにかく数を集めて船に乗せて海外で売ります。
薄利多売で、他を圧倒する買取をします。
知ってはいましたが、ここまで差をつけるとは。

それにしても、どうやって門から出すんだろ?

ここまでの価格なら、昨日の考えをひるがえします。

売ります。


ピアノ処分休止

朝から隠元豆の種植えを始めました。

そろそろ春らしい菜園になります。

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ピアノを処分するために、機種等を調べるプレートを探しました。
タケモトピアノとヤマハに、ネットで査定をお願いしました。

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鍵盤を叩いていた奥さんが、やっぱり処分するのはしばらく止めようかなとつぶやきました。
また弾いてみようかなとの事です。
賛成です。
僕も手放すまでに1曲くらいは弾けるようになろうかと思います。

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我が家の廊下を占領しているコレ、何だと思います?
正直よく分りません。
重くてビクともしません。

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棺桶みたいなコレに入って、疲れをとるヤツみたいです。

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磁気治療器と書かれてあります。
ネットで調べましたが、見つけることが出来ませんでした。

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分解するか、ノコギリを入れないと家から出せないようです。
こいつが一番処分が難しそうです。


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耕運機は使えそうなら持って行ってと会社の子にお願いしました。
ついでに部屋に置いてた新品の工具入れも車庫に降ろしました。
これも貰ってくれそうです。
部屋が急に広くなりました。

感謝。


タウリン頂きます

朝食の味噌汁用に、芽キャベツとブロッコリーを収獲しました。
ブロッコリーには少し花が付いていますが、問題ないです。
両方とも柔らかく美味しく頂きました。

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奥さんが魚しか食べれない僕のために、天草に魚を仕入れにいこうと言い出しました。
ついでにワカメの茎が欲しいのでOKしました。

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今日買った具材です。
殻つきの牡蛎も買いました。
牡蛎にはタウリンが多く、肝臓を治してくれます。
退院してから毎日、むき身の牡蛎を食べています。

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アサリの吸い物も肝臓に良さそうな気がします。

肝臓には、しじみ汁が効くというウソの話しがあります。
しじみには鉄分が多く含まれ、周りの細胞を酸化させ、肝臓を痛めます。
レバーとホウレン草としじみ汁は、肝臓を悪化させますので、一番避けてます。


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殻つきの牡蛎をどう調理していいか分らないので、幾つかの方法で奥さんが試しました。
我が家は電化ですので、炎が使えません。
これはレンジで調理したものですが、一番水分が出ました。

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これはフライパンにアルミ箔を敷いて焼いたものです。

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これはグリルで焼いたものです。
水分が飛ばされ、味も濃く一番美味しく感じました。
という事はやはり焼牡蛎が一番という事か。

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赤いカニの様なモノをくわえ込んでた牡蛎がありました。
偶々、開いてた時に入ったカニが、出られなくなったのか。

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そういえば、この牡蛎はどっかのブランド牡蛎のようです。

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でかいス。

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魚の下ごしらえを久しぶりにします。

ずーっと昔、魚のさばき方を奥さんに教えました。
それ以来、すっかり上手くなってます。
ホントに数十年ぶりに魚をさばきます。

まずは鱗を落とします。

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調理の時に奥さんが指を傷つけないように、ハサミでトゲを全て切り落とします。

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魚はお皿に頭を左にして置きますから、目立たぬ様に反対側から包丁を入れます。

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エラの顎部分と上部を切り外し、指でつまんで、

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内臓を引きずり出します。
その後は肛門部分まで切り裂いた部分から残った内臓をつまみ出します。

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ガラカブは味噌汁に入れるので、汚い胸ビレや尾ビレの先を落とします。

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ハイ、下ごしらえ終了です。

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これから数日間、猫です。
奥さんは、この間にワカメの茎の佃煮を美味しく完成させました。

ポチの処分

ちょっと前まで使っていた畑の中に青いシートを被せられていた耕運機です。
ヤンマーのポチです。
まだ動くのか分らないけど、誰か貰ってくれぇ。
畑から自宅まで移動しました。

ここにあった意味不明のタイヤも処分しなけりゃいけません。

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これはシャープのアクオスです。
50型のテレビですが、件の後輩がゲーム用のジャックがあれば貰ってあげるとの事で、
それを調べようと持ち上げようとするのですが、びくともしません。

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服や本や諸々の雑貨の処分を始めます。
家具やピアノの処分に忙しくなりました。
壺もなぜこんなに集めたんだと疑問に思うほど、沢山あります。

ヤフーオークションで少しずつ処分すればと言われます。
今年からやってみようかと思います。
それにしても、何故こんなにモノが溢れているんだろ。

本を捨てたら本棚を捨てる事ができます。
服を捨てたら箪笥を捨てる事ができます。
服もシーズンに3着もあれば充分です。
本に関しては、子供達が初版本ばかり集めていたので勝手に手が出せません。
倉庫代わりに使っていますが、そうはいきません。
自分たちで管理してくれぇ。捨ててしまうぞ。


ゴミ出しの日に沢山のモノを捨てています。
奥さんが詰め込んだゴミ袋を覗くと、えーっ、これも捨てちゃうのと思ってしまうので、
何も見ないようにしています。


ところで、酒が飲めない身体のくせに、酒屋さんに獺祭が入りましたかと電話を入れました。
スパークリングしか入っていないよの返事に大急ぎで買いに行きました。
鶴屋にも入ってきていません。熊本ではこのお店は穴場です。
ついでに、普段飲みに明るい農村を購入。
名前はふざけてるけど、旨い焼酎です。

でも今は、酒飲めない身体なんですよね。

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酒どころか、油っ気の食品は一切ダメです。
肉も天麩羅も唐揚げもチーズも牛乳も、ラーメンもチャンポンも、チョコも煎餅もダメです。
刺身か寿司か焼き魚か煮魚か、段々、猫になっていきそうです。



春のお誘い

春が来ました。

来週の週末にマリンメッセで陶磁器フェアが開催されます。
招待状が送られてきました。

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但し、陶芸家の方で無く、ガラス工房の方からでした。
この人の作品は時々テレビドラマなんかで見るようになりました。
お菓子や、紅茶のテレビCMでも使われています。

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熊本の地元のレザークラフトショップのRYUさんからも、展示会の案内状がやって来ました。
5年程前にRYUさんに、県の伝統工芸館で初めてお会いしました。

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やっぱりこの人、凄いです。
進化し続けています。

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これは日頃使っているバッグですが、5年前にRYUさんに作ってもらったものです。
A4のクリアファイルが入るサイズでお願いしました。
革の色や内装の布、そしてオーストレッグの色をを選び、細かい打ち合わせをしました。
オーストレッグはダチョウの足首の革です。

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勿論、当時はレザークラフトをやっていませんでした。

何度かこのバッグを作ろうと考えましたが、手順が分りません。
普通は分解して型紙を作ればマネできるのですが、このバッグだけは無理です。
作り方が全く分りません。ギブアップです。

実は、このバッグを作るのが僕の最終目標なんです。
RYUさんが目標なんです。

僕が嫌な言葉があります。

そのバッグも作られたのですか?

その度に、冷や汗をかきながら、あっ、これ、えーっ、あっ、これは違います。

絶対にこれを作れるまで、レザー止めないぞって思うのです。

展示会に行きたいのですが、来週はドライブの予定をいれてます。
いつも、なんか重なりますね。
でもやっぱり行きたいですね。




花が咲いていました。

祝退院と祝365日連続更新が重なってしまいました。
ちょっとだけの祝酒です。

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十日以上ほったらかしていたエンドウ豆が半分だけ芽を出していました。
この後、たっぷりの水をあげました。

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田舎の山から切ってきたアジサイが芽吹いて来ました。
もう大丈夫でしょう。

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シマ菜がしっかり種を作ってます。

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こちらは中島菜の花です。
これも種を取ります。

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冷たい冬を越したエンドウ豆が花を開き始めました。

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白い可憐な花です。

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ソラマメも花を付けていました。
ちょっと背丈が短いのが気になりますが。

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美しい花です。

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ブロッコリーがポツンポツンと小さな黄色い花を開いていきます。
花を楽しむか、食っちゃうか。

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玉ネギのプランターに取り損ねていた雑草が伸びまくっていました。
今から球が太くなっていく時期に入ります。

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そろそろインゲンマメの種蒔きを始めます。
庭にも花木を植えたいと思います。

365日連続更新終わります。

本日は3月11日です。
何回か確認しました。本日で間違いありません。
本日のブログで、延べ440回目になります。


昨年の3月の終わり頃でしょうか、3月のブログの履歴を見ました。
3月の8日と、11日にブログを書いていません。
別に理由はありません。
ただこの時に、あれっ、この二日間にブログを書いてたら、一か月連続更新出来てたんだ、
と、なんとなく勿体ない気がしました。

じゃぁ、365日連続のブログが出来るかもって。
ホントに何気なく思ってしまったんです。

で、本日3月11日は365日目なんです。


365日更新に何の意味があるの?とも思うのですが、
それは、達成した人間だけに与えられる疑問です。

更新するためだけのブログは、見苦しいから絶対やめようと始めました。
そして、割と無理なく続けられたんです。

このあとどうするのと聞かれます。
このままやっちゃうと、今度は2年目を目指しそうなので一旦やめます。

あとは書きたい時に書きます。
レザークラフトについても、作りたい作品には、デザインから革選び、部品の注文など、
意外と準備がかかります。
この一年はブログに載せる為に、急いで作成してしまいました。

365日連続のブログをやってみて、確実に感じる事があります。
連続更新そのものに意味があったし、やり通した事に意味があったんだと。

それに、人間の一年って、長いようで短くて、それは本人の生き方次第なんだと思います。

明日から、一旦ですが、ブログを休みます。
自分に、お疲れ様でした。
毎日やる方も大変だろうけど、毎日見る方もすごいと思わんねと言われました。
毎日見てて下さってた方々に感謝いたします。


奥さんが仙台のしぼりたて浦霞を買ってきてくれました。
少しくらい良いでしょう。
この一年間のブログを観ながら、少し頂くとします。


追記:偶々、震災の日と重なってしまいました。
最初、花火の写真をブログに貼り付けてたんですが、申し訳なく外しました。

今日「3.11」というキーワードで、ヤフーで検索してください。
ひとりにつき、10円がヤフーから震災復興支援財団に寄付されます。
いつまでも忘れてはいけない日です。


作れないプラモデル

なんかもう食べたくなくなったなぁ。

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工夫してくれてるのは分るんだけど。

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やりました。
奥さんが蜂楽饅頭を持ってきてくれました。
奥さんが黒で、僕は白あんです。

余韻に甘さが残ります。
こうなくちゃいけません。
久しぶりに満足しました。

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件の後輩がお土産を持ってお見舞いに来てくれました。
暇だろうからプラモデルでも作ってよ。
あぁ、何て良いやつなんだ、お前は。
ロボットとフェアレディZとゼロ戦と、三つも持ってきてくれました。

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それは創刊号なんだ。
あとは全部自分で揃えてよ。

えっ、どういう意味?

そのゼロ戦は3号揃って全部の部品が揃うんだ。
で、今月号は胴体とプロペラとエンジンね。


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後輩の顔をじっと見る。真意がつかめない。

ほらこのフェアレディカッコ良いでしょ。
第一号は真っ赤なボンネットとバンパーだよ。

あのう、この車出来上がるのに、何冊の本を買わなきゃいけないの?
全100号って書いてるよ。
じゃぁ、790円の100冊で79,000円て事?
違うよ、創刊号が790円で、2冊目からは1,790円だよ。

後輩の顔をじっと見る。まだ真意がつかめない。

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ロビって知ってるでしょ。有名だもんね。
立って歩いて喋るんですよ。
造った人もよくテレビに出ますよね。

これなんだろ?
右耳ベースに耳パネル、それに黒目と白目だって。

1号から8号までが頭部で、腕、足、腰と続き、56号から70号までの
音声認識ボード、リモコン、人感センサーで完成するらしい。

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後輩の顔をじっと見る。
どうも本気らしい。
それならこちらも心を込めてありがとうとお礼を言いました。


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しかし、病気見舞いに何も出来ないデアゴスティーニを持ってくる奴っているか?

お礼に僕の持ってる500枚以上のDVDをあげる事にした。

看護師さんが血圧を計りにきました。
上が109で、下が69です。
いつもは血圧の薬が必要なくらい高いのですが、
病院のベッドに横になった瞬間低くなります。

普通は逆じゃないですかと、看護師さんから言われました。
どうしてでしょうね?

たぶん、戦闘態勢を解除するからでしょうね。
それくらい、僕は病院を信頼しているのかも知れませんね。

看護師さんからお礼を言われました。


三度目の胃カメラです。

昨夜遅くまで、ネットサーフィンをやってたせいか眠いです。

10時ピッタリに、胃カメラのお迎えが来ました。
今回の入院で既に三回目ですので、すっかり顔を覚えられました。

気さくに、もう慣れてますよねというフレンドリーな雰囲気です。
点滴注射は相変わらず二度打ちされ、先生からは飲み込んだら俯せになってと言われ、
気になったから、俯せになりながら、先生何を飲み込むんですかと聞いたら
あれ、まだ喉に麻酔薬いれてないの?みたいに気楽に始まりました。

麻酔が効いて、お昼御飯が来るまで爆睡です。

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まあまあ美味しく出来てますが、お粥がそろそろ嫌になってきました。

ふと気づくと、入院治療計画書が新しいものに変わっていました。


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ビクッとしました。
もうすぐゴールです。
ゴールの日は、お酒を飲んでひとりでお祝いをやろうと思っていたんです。
まさか、まだ病院にいるんじゃないだろうな。

まさか、こんなゴールを迎えるとは、
もしかしたら、酒飲めないの?

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夕食を少し奥さんにあげました。
そうです、美味しいんです。
これでご飯さえ普通で、我が家の食器なら。

売店の本のコーナーには全然おもしろいのが置いてません。
奥さんに家から何か持ってきてと頼んでいました。
子供たちの本を持って来ました。

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なんと三冊とも重松清です。
もうちょっとバラバラに持ってきて欲しかったけど。

明日は鶴屋から蜂楽饅頭を買ってくるそうです。
楽しみです。
退院したらまず、なぜか親子丼を食べたいのです。
お店を探しといて。

ところで、第37回の日本アカデミー賞の授与式がテレビで放映されていました。
今年観た映画の中で爽やかに心に残る作品でした。
期待もせずに観た「舟を編む」という作品です。
心温まる余韻を残す作品でした。

「そして父になる」や「許されざる者」や、「清須会議」「真夏の方程式」などの
魅力的な作品を抑えて最優秀作品賞を獲得しました。
「ストロベリーナイト」や「脳男」みたいな娯楽性の高い作品は
最初から該当しないのでしょうね。

「舟を編む」が受賞した事に対して嬉しい反面、別の思いもあります。

日本映画って、この程度なんでしょうか。
この映画は好きですが、あえて人にはすすめません。

第34回の「告白」あたりから理解できなくなりました。
火炎をCGを使っていて、突然安っぽい子供番組になりました。
「十三人の刺客」や、「おとうと」や、「孤高のメス」の方がよっぽど良い。
それに個人的には今まで観た映画の中で最悪の映画を作った中島監督でした。
そこの好き嫌いはあるかもしれませんが。
しかし、僕が最も好きな「下妻物語」を作った監督でもあるんだけど。

第35回の「八日目の蝉」は退屈で途中で寝てしまいました。
「ステキな金縛り」や「探偵はBARにいる」みたいなんじゃダメなんでしょうか。

去年の第36回目の「桐島、部活やめるってよ」に関しては論外です。
これが日本映画ですよって世間に出してほしくない。
「のぼうの城」や「北のカナリア達」じゃいけなかったの?

誰が選ぶの?

で、検索してみました。
やはり、僕と同じ思いの人達が星の数ほどいました。

アカデミー賞は広告代理店がテレビ局と組んでやってるイベントに
すぎないと結論づけています。
映画を正当に評価しようという気持ちはさらさらなく、
有名どころの監督や俳優はことごとく辞退する事態に陥っていて、
ブルーリボン賞やキネマ旬報社の賞に比べると権威の落ちる賞だそうです。

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した「そして父になる」は米国の
アカデミー賞にはノミネートされませんでした。
理由は簡単です。出品されなかったんです。
外国作品は一国一品と決められていて、出品作品は「舟を編む」でした。
なぜこの作品を推したのか、2009年に「おくりびと」が
外国語映画賞を獲得したからです。

作品の評価では無く、受賞ねらいのあさましい選出でした。
これは、わずか7人の映画関係者で選考しました。

アメリカでは、なぜ「そして父になる」が出品されなかったのかが、
問題になっています。日本での最有力作品だと米誌が伝えています。

日本アカデミー賞は約4千人のアカデミー会員によって選ばれますが
松竹、東宝、東映、角川の大手4社と、その関係業者たちが占めています。

もうそこで全てが見えてきます。
投票者達はその映画のなんらかの利害関係者です。
数の勝利です。

米国のアカデミー賞は会員から投票された票は別の組織が管理しますが、
日本では集計も管理も日本アカデミーが扱うそうです。
談合も行われているという噂もあります。

結局、日本アカデミー賞は出来レースの茶番劇なんだ。

映画の評価は自分で決める。それで良い。



退院延長かな

朝は食事抜きでした。

昼食に、箸要らずご飯の登場です。

ふりだしに戻ってしまいました。
しかも点滴をしたままです。

写真が淋しいので、隠し持ったのど飴を添えました。

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入院生活は時間の感覚が無くなります。
あっという間に夕食です。

この夕食をみて奥さんが笑いました。
退院したら先ず何を食べるか考えました。
3年前はおしるこでした。しかも季節的な事もあり実現しました。
今回は蜂楽饅頭です。
なぜか甘いものが欲しくなりますね。

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先生がやって来たので、再度、手術の説明を受けました。
やるしか無いか。
手術承諾書に署名しました。
失敗しても文句言いませんよって書類です。

手術の準備の為に、明日は心臓や肺の診察、それに胃カメラもやる事になりました。

この区切りの歳で良い機会なのかも知れません。

でも退院がちょっと延びたかも。
それに明日も絶食かな。

シャワー浴びて寝ます。

もうすぐ退院の筈なんですが。

胆管の処置も上手くいったようです。

たぶん点滴も今日は外れて食事が始まると思います。
退院もまじかの筈です。
しかし、
昨夜遅くに先生が部屋を訪ねてきました。

手術前にお話ししたように、胆のうが少し残っているんですね。
それを切除したほうが良いのか、ご本人の意思を確認したいと。

僕の記憶にそんな言葉は残っていないんですけど。
3年前に胆のうを全部切り取ったんじゃないんですか。

取らないとどうなるんですか?
管を大きく切っていますから詰まる事は無いと思います。
じゃぁ、奥さんと相談してみますね。
いえ、今から会議なので、議題に乗せなきゃいけません。
きちんと情報を理解できていないんですけど、今、答えを求めるの?

仮に手術をするにしても、胆のうが癒着してますので
今度は開腹手術になります。
一旦退院してから日程待ちになりますとの事です。

じゃぁ、一応、切除する方向でお願いします。


で、今朝再び、先生が早くにやって来ました。
結論としては、やはり切除したほうが良いとの事になったようです。
先生、残っている胆のうに石はあるんですか?
あります。
言い切りました。

3年前に胆のうを切除した後にも、数回腹痛を起こした事があります。

良性疾患ですから、急ぐ必要はありません。
現在、50件ほど手術待ちがありますから、その後になりますとの事です。

頭の中でこれからのスケジュールを思い浮かべます。
先ず、仕事です。決算まじかです。

10日間くらいの入院が必要との事です。
長引くなぁ。

あの日の元旦は何だったの。


MRIの事

今日の朝食です。

一発で血管に針が入りました。
思いきり褒めて、看護師さんを朝から幸せにしてあげました。

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僕には、病気とか入院というカテゴリーが必要かも。

MRIによる検査の時に、身体に入歯とかの金属が入っていないか聞かれます。

ある病院では、刺青をしている人には出来ないと、注意書きに書かれてありました。
微妙にヤバい病院だったせいもあり、トラブルを起こしそうな人は診ないのかと
勘ぐってしまいました。

刺青の微量の金属とMRIの強力な磁力が反応して、
火傷や刺青の色が変化してしまうからだそうです。

でも問題ないんでしょうね。こちらの病院では聞かれませんでしたから。
勿論、僕はしてませんけど。

初めてMRIを受けた時、検査後、検査技師がやってきて、
奥歯に金属を詰めてますかと聞きました。
いいえ、と答えると、そうすかと言いながら
口笛を吹きながら立ち去って行きました。

その揺れる背中を見ながら、
そういうのは普通最初に聞くよな、と思ったのを
今でも時々思い出します。


それから、人生のターニングポイントとなる入院が始まりました。



入院もう五日目です。

ちゃんとしたモノを食べれば、ちゃんとしたモノは出ます。

もう普通の朝食に見えます。
しかし、ご飯は二度炊きと説明書が付いてます。
炊き上がったご飯に水を足して、もう一度炊いてます。
写真写りの良いように箸でほぐしました。

ご飯から作るお粥と、お米から作るお粥は食感も味も違います。
奥さんのは、お米から作る美味しいお粥でした。

でもお粥です。

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女子のお風呂を使って良いですよとの事でやって来ました。
座椅子がピンクです。

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お湯は出しっぱなしです。
清潔です。
狭いからなのか、意外とゆっくりできます。

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ついに生のキューリとトマトがやって来ました。
水分たっぷりの重たいご飯に少し疲れます。

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入館許可証を提げてお見舞いに来てくれました。
昨日のお見舞い客は提げてませんでした。
実はエレベータ前のガードマンは一人ですから用足しとかで
いない時があるのです。
ちゃんとこういうのも、うちの病院ではやってますよ、
くらいの程度です。

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さて夕食です。
ご飯を待ってたら、あっという間に一日が終わります。
これが入院生活というものなんですね。

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明日は内視鏡による処置が行われますので、一日絶食です。
うまくいったら明後日の昼からご飯が出るそうですが。
また点滴が始まります。
点滴は良いのですが、僕の血管の細さときたら、一発で針が入った時の
看護師さんの喜びようを見せてあげたいです。

僕の二の腕には大きな赤紫色の失敗の跡がくっきりと浮かんでいます。
前回の点滴の針は腕を変えて3回目に成功しました。
しかも、差し込んだ後にグリグリ探すってやつです。


今夜の9時以降は絶食だそうです。
という事は病院食以外も食べて良かったという意味でしょうか。
こういう大事な事はちゃんと言ってもらわないと困ります。

あと30分ありますので、
こっそり買ってきた飴玉を引き出しから取り出します。




入院四日目です

朝から可愛い看護師さんが言いました。
お通じはまだなんですか?
あれで、お通じがある人いるの?

今日の朝食です。
これなら、ふりかけがご飯に乗っかります。
段々アイテム数が増えてきました。

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久しぶりに先生がお出でになりました。
良くなってる感じってありますか?

ええまぁ、前と比べると、痒みも少なくなった気がしますよ。
オシッコも色が薄くなったような気もします。
大丈夫です。
って、何で気を使うんだろ。

朝ごはんの後、ふと気が付いたら昼ごはんが来ました。
時間の経過が突然早くなっています。
こうやって入院している老人は一気に老けるんでしょうね。

ビスケットをゆっくり味わいます。
これならお通じの件なら任せたまえ。

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旅行の予定を組み立てています。

驚くべき事が分かりました。
旅行途中に琵琶湖のホテルを予約しました。
それから周辺の観光地をチェックしましたが、観光地が無いのです。
滋賀県の県庁所在地の大津市は、京都まで僅か10分で着き、
京都観光の拠点と書かれているし、彦根とかはヒコニャンだけで、
知名度の割にはど田舎で、シャッター街だらけで、とにかく寺しか無い。

県民ショーではどんな番組に出来上がっていたんだろ?
滋賀県って、歴史の古い県と思うんだけど、ほとんど琵琶湖じゃん。
しかも、せっかくの日本一の琵琶湖を観光開発してなかったんだ。
キャンセルします。

色んな方に心配かけていますが、大丈夫です。元気です。

明後日、胆管のパイプを抜いて、胆管の砂利をかきだすそうです。
また欠食です。

病院の薬局部に回収されてた薬を看護師さんが持って来ました。
何で?
ごはんが普通食に戻るから、薬も飲んで良いそうですよ。
良かった。間食もOKですよね。

ちょっと散歩します。
俵山の風車と阿蘇の白煙が見えます。

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3年前の元旦に、この窓から雪に積もった阿蘇を看護師さんと眺めました。
年末に腹痛を起こして、胆のうを切除しました。
冬は好きですかと聞かれて、そうですと答えました。
人は生まれた季節が好きみたいですね。

実は僕は、春も夏も秋も好きなんです。
謹賀新年のカードの入った朝食を頂きました。
ちょっと淋しいような嬉しいような気持ちだったのを覚えています。

さて、今日の夕食はどんな様子でしょう。
もうそろそろ同じ料理なんだろうね。
病院食の写真ばっかり並べるのも飽きちゃったし。

何これ?
いきなり重箱持って来たよ。

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想定外です。
なんか嬉しくなりました。

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料理出してる人の苦心が見えます。

感謝。

退屈で短い一日

すこーしづつ何か増えてくるね。
気にしなくて一気に増やしていいのに。
柔らかい野菜に蟹の身をほぐしています。
若芽と玉ねぎのスライスが入って味噌汁らしくなってきました。

おもゆに、ふりかけをかけたら、水面にパーッと広がり、情けなくなりました。

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エレベーターで売店まで水を買いに降ります。
点滴が外れて、どこも痛くなくて、つい入院してるのを忘れます。

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中庭にオリーブの鉢が置いてありました。
我が家のオリーブが気になります。

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去年の秋にローソンでチケットを購入するために、会社の近隣のローソンを探しましたが
一番近いのが、ここでした。

なぜ病院内にローソンがあるのか?
やめてほしい。
せめて、ケーキ類は置かないでほしい。
雑誌を買う時につい、チラチラ目がいってしまう。
患者の気持ちをもっと考えてほしいのだ。

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本日は日曜日ですが、見舞客が入館許可証の申請コーナーに溢れています。

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鰆でしょうか?太刀魚に味も食感も同じです。
果物登場です。
ホントに微妙に進化させてきますね。

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これは奥さんの入館許可証です。
エレベーターホールに警備員が立っていて、チェックします。
これが無いと病院内を歩けません。

これで泥棒は、簡単に病室に近寄れなくなりました。

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やっと出ました定番のバナナです。
ごろりの里芋と、鶏のささ身登場。
これでご飯が普通なら満足です。

それにしても笑えるくらい、すこーしづつ変化してきますね。

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本日は何も無い日でしたから、ゆっくり眠るとか本を読むとか思っていましたが、
一時間ごとに看護師が起こしに来るし、本もテレビも見たくないし、
何かしたいけど、何もしたくないし、結局、非常に退屈で短い一日でした。

昨晩は身体が痒くて何回か眼を覚ましました。
さて、今夜はどうでしょう。


炭水化物恐るべし

この病院の設備はクールです。
トイレは勿論シャワートイレだし、部屋のネームプレートはこれです。
電光板になっています。意味分かりませんが。

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売店で本を買って部屋に戻ってくると、看護師さんが待っていました。

喜んでください、血液検査の結果が良くて、昼ご飯出るそうですよ。
たかがこれだけの事を、若い看護師さんに言われただけで
嬉しくなってしまいました。

ただし、おもゆですよ。

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これって、人間の食事でしょうか?

粒という物体がどこにもありません。
箸は要らないと思うんですけど。
お茶は何の為についてるの?
全部を交互に飲んで味を楽しみました。ウソです。
お腹が水分でタップンと言ってます。

これで九日目のおかゆです。
入院するときに、身長と体重をはかりました。
おかゆは嫌だけど体重が減るだろうから収支トントンと思っていました。

びっくりしました。
体重が減っていないのです。
あれだけ、毎日たったいっぱいの、お粥だけの生活を続けたのに。
体重が減っているのを楽しみに頑張ってきたのに。
何の為にやってきたの!・・違うか。

もし、ダイエットをやろうと思ったら、これだけは絶対言えます。
炭水化物を摂るな。です。

恐るべし、炭水化物。

で、血液検査の結果良好によって、点滴が外れました。
シャワーを浴び、痒み止めのクリームをきれいに落としました。

そして、今日の最後の楽しみの夕ご飯です。

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米粒の入ったお粥です。
おお!なんと焼き魚が付いてます。カボチャまで、良いんでしょうか。
お吸い物には麩が浮いてます。すごいぞ。

今日お見舞いに来てくれた、いとこ夫婦に
ここって救急車が運んでくるのって日本で二位なんだってと言ったら、
熊本では三位なんですよと言われました。
統計の取り方の問題なんだって。???

さて明日の予定は何も無いから、思い切り考え事をしたいと思います。

3月です、春です

やっと3月に入りました。
今月は春らしいイベントが数多くあります。
我が家も、国内旅行の計画を始めました。

気分上々です。

なのに、入院してしまいました。

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MRIを撮りました。
やはり胆管に石がありました。

ほらね、本人が言った通りです。

胃から胆管までカメラを呑んでパイプを入れました。
だからもう一度パイプを取り出す処置をします。

痛みは完全に消えました。
尿の色も、褐色から黄色く戻ってきたみたいです。
ただ、身体の痒みがまだ続いています。

あとは肝臓の数値の様子をみるという事なんでしょう。

窓の外は暗い雲に覆われています。

でも春です。

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問題はこの部屋で何をすべきかです。
どうせなら、建設的で貴重な時間を過ごすべきです。

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今日も食事は重湯だそうです。
食事に楽しみが無いなら、まずは読書から始めましょうか。

今から売店に本を探しに行ってきます。

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ボエム

Author:ボエム
灰色の鶴の舞立つ漁村生まれ。
終の棲家探しへ。

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