命名、平成28年熊本地震

これまで地震の経験はありますが、こんなに凄いのは初めてかも。

21時過ぎですが、実はもう完全に布団の中で爆睡していました。

バリバリという、大きな音と身体を転がすような揺れで起き、
隣に奥さんが居ないのを見て、今何時なのか分からず、
一瞬、奥さんを探しました。
奥さんを連れて外に飛び出し、庭の安全な場所に立ちました。

足元から揺れています。
公道まで出てやっと奥さんは安心したようです。





揺れが頻繁に続いています。
一番安全な場所を探しました。
車の中が一番だと判断しました。

揺れが少し治まってから部屋に入り、布団に入りましたが、
再びの激しい揺れに、家の中で眠る事が無理だと判断し、
布団を持って車に入り、眠りに着く事が出来ました。

娘からクレアが燃えてるというメールと、画像が送られてきました。
それがデマ情報と知ったのは、出社してからです。




隣の病院の、広い駐車場を目指してやって来たと思われる、
御夫婦の車が数台いました。

自宅を逃れて、広い場所を求めてやって来たようです。
避難所の小学校に向かう御夫婦も見かけます。


着替えに家の中に戻るのも嫌で、僕たちは車の中を選択しました。

車を購入する時にセダンを選ぶか迷ったのですが、
いつかこんなふうに、車に寝泊まりするんじゃないかと思ったのが正解でした。





台所の食器棚は倒れずに、扉も閉まったままでしたが、中で粉々になっていました。





驚いたのが、石垣の崩壊でした。





この道は通学路です。

奥さんと二人で岩を抱え上げようとしましたが、重くて無理です。





上に乗ってる岩も、グラグラと動きます。

子供達が通りますので、慌てて貼り紙をしました。





不思議です。
大事にしている食器だけが割れています。





あーあっ。

でも、うちはこの程度で済んで良かったと、思わなけりゃいけません。



出社して最初の画面です。

酷い事になってます。




今夜も、駐車場の車で眠る事になりました。

姉から電話があり、大変だろうからと
姉達と二週間後に有田の陶器市に行く予定は中止になりました。

来月の男旅も延期です。
朝一番で旅館にキャンセルの電話を入れました。
最中に余震が襲ってきました。
電話の相手が気付いて、励ましてくれました。