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危険なオモチャの思い出

先週、アメリカで幼い子供による銃の事故がありました。

僕らは芸術広場と呼んでいました。正式名称は知りません。
神戸カーニバルで壁画を展示した時にテントを張って番をしました。

突然知らないおじさんがテントの中を覗き込み、なにやっとんと親しく
話しかけてきました。何かあったら俺んとこ来いと言い、
念のために拳銃貸しとこかと言われました。

おじさんが帰った後、警察官がやってきて今、どんな話をしたんと聞かれました。

夜の三ノ宮駅の構内で、隣のおじさんがショートピースを差し出して
これ買うてくれへんか?
タバコがきれてた僕は問題なく買いました。
京都までの運賃がパチンコで消えたとのことです。

スジもんに憧れ、長崎から家族を捨ててやってきたそうです。
タバコ買ってくれたお礼にと京都の住所を教えてくれました。
いつでも来いよ、拳銃貸したるからと。

彼らにとって、拳銃持ってるってステータスなんですね。

幼い頃、お正月前に母と隣町に行き、オモチャの銃を買ってもらってました。

小学生の頃、自衛隊の戦車に乗りに行きました。
ジープの上で、重機関銃を構え、空砲を撃ちました。
隊員が弾の付いたベルトを送り込んでくれます。
引き金を引いている間、弾を打ち続けます。
銃の衝撃で右わき腹を痛めました。身体が飛ばされそうになりました。

ホノルルで大柄の黒人から大型の拳銃を受取り、標的を狙い、撃ちぬきます。
隣では白人の青年と、この黒人がチップの件で揉めてます。そちらが気になります。

パタヤビーチの近くでは拳銃からライフル、ショットガンを撃ちまくりました。
足元に散らばった薬莢に裸足のスタッフがしゃがみこんで火薬を詰めています。

アメリカで何気なく寄ったスポーツグッズ店で薄いガラスケースに銃が並べてあります。
フィッシングリールを選ぶように短パンの兄ちゃん達が触ってます。

彼らにとって人を傷つける武器ではなく、クールなオモチャです。

ましてや幼い子供達にとっては、魅力的なオモチャです。

アメリカのほんの一部の人間達が銃を持っています。
彼らは自分だけの保身の為に銃を持っているのではないのです。

西部の開拓史の時代がありました。
ヨーロッパから金や夢を追ってたくさんの移民達がやってきて、町を作り、
皆でお金を出し合って保安官を雇い、自らも武器を持ちました。

日本人にとって税金はお上から搾取されるものであって、
脱税まがいの節税をすると皆がうまくやったねと羨んだりします。

だけど、アメリカ人にとっては納税は自分たちの安全を保障するものであって、
脱税は住民にとって、国民にとって、最大の裏切り行為であり、憎むべき罪なのです。

彼らにとって銃は税金と同じく、町を守り、家族を守るものなのです。
しかし、銃で始まった国家にしても、銃の歴史が永遠につづくとは思いません。
彼らが彼らの子供たちに銃を渡さなければいいのです。

このブログは先週書いたものですが、
あまりにもタイムリーな事件が熊本で起きてしまいました。

論外です。
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Author:ボエム
灰色の鶴の舞立つ漁村生まれ。
終の棲家探しへ。

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