お祝いセレモニー。

雷鳴が轟きました。

凄い雨のようです。




今日は７時前に出発して、母の所へ向かいます。


市役所からの突然の連絡で、９５歳の誕生祝いに

母の元にお祝金を持って来るとの事でした。





今日は会社を外せない仕事があったのですが、

他の人に替わってもらい、出かける事にしました。

他の日では駄目ですかとお願いしたのですが、

現金を扱うから今日でなければいけないとの事です。　？






家族が来ない可哀そうな老人と思われたくないし、

母に恥ずかしい思いをさせたくないので出かけます。


突然の連絡とか、家族が県外に住んでると知っていながら

朝の９時には母の元に居て下さいとか、

お祝い金渡して、写真撮って１０分で済みますとか・・・

お役所仕事とはいっても、誰かに祝ってもらうのは有難い訳で。


赤い糸が無くなりそうです。




お役所の役人さんに手を握られて、

ニコニコ顔で、お礼を言ってる母の顔を見てると

普通に有難いなぁと思ってしまう僕がいました。


矢筈岳が羽衣をまとっています。

沢山の雨を貯めこんだ海が、たおやかに揺れてます。

僕も少し揺れてます。





ところで、母は僕のことを、

息子じゃ無く、弟の叔父さんと思ってるようです。





このまま夢を見たままが、良いかも。