パナマ運河にて。
まだ暗い5時半に、船は動き始めました。

パナマ運河に入って行きます。

回りの森に住むオランウータンが見えるかもの
情報があったので、カメラの望遠で探し続けます。

後ろからも続々と続きます。

中々見つけられません。
無理か。

スエズ運河は、入り口と出口の海の水位が同じだから
ただひたすら船は自力で通り抜けるだけだったけど、
ここはそういう訳にはいきません。

中々の見物かも。

先ずは、山登りです。

パナマ運河の全長は約80キロです。
ほぼ一日掛けて通り抜けます。

最初の門、ガトゥン門に着きました。
ここから約26メートル上昇します。
要するに簡単に言うと、今から三つのプールがあって
最初のプールに入って水を注入して、次のプールと同じ水位にして
門を開いて次のプールに入って、更に注水して
その次のプールと同じ水位にして門を開いて出て行くよって感じです。

ただ、こんな狭いプールでスクリューは回せないから
船を引っ張って前進させるヤツが必要です。
プールの両脇に線路があって、コイツが船から渡されたロープを
担いで引っ張ってくれます。

これは川崎重工製の電気機関車です。
やったね、ここでも日本製頑張ってる。

もうすぐ、二つ目の門が開きます。

これが三つ目の門です。

開いたみたいです。
ガトゥン湖に到着しました。

クルーが僕らに万歳をしてみせました。
お疲れ様でした。

上の橋は、パンアメリカン高速道路です。
もうすぐ、太平洋側の門に近づきます。

今度は下りです。
向こうの海面がかなり低い位置にみえます。
9,5メートル降りるのかな。
左のビルに沢山の人を見つけました。

どうやら、この光景を見に来た観光客みたいです。

先ず、プールから大量の水が排出されて門が開きました。

さて、もうすぐ太平洋だ。
排水され続けています。

太平洋と同じ水位になりました。
最後の門が開きます。

その辺に飛び回っているのはペリカンです。
昔、サンタモニカの港で、普通にペリカンがカモメみたいに
ボートに沢山とまっているのを見て感激したことがあったけ。

カリブ海から太平洋に入ってきました。
気持ちの問題だろうけど、それぞれの海の顔を感じます。

水平線にパナマシティが見えます。

とんでもない高層ビル群です。

良く分らない国です。
世界中の富裕層が租税回避の為に利用して、足元には極貧の国民がいて・・
何なんだ、このビル。

今日の夕食はリドの甲板でいただきます。
今夜は、ボブ・マーリーの話がブロードウェイであります。
早めに行って、席を取りますか。

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