横浜帰港まで遂にあと一ヶ月。
インカの黄金の神殿「コリカンチャ」です。
もとい、
その基礎の上に建てられたスペインのサント・ドミンゴ教会です。

かつて「太陽の神殿」と呼ばれたインカ時代の神殿です。

内部は黄金に彩られ、金銀の装飾品で埋め尽くされていたそうです。
マチュピチュを造らせた、インカ第9代の皇帝によって建設されたものです。

門柱は四角ではなく、立体的にカットしてます。
しかもスベスベしてます。
今更だけど、インカ帝国には鉄の道具は存在していませんから、
どうやったんでしょうね。
丸いビス穴みたいなのは、かつて黄金の板を留めてた跡のようです。

石組みは90度以上の角度で、内側にカーブして地震に耐え
その高度な建築技術の高さに、プロが驚嘆の声を上げてるそうです。

神殿は700枚もの金箔で被われていましたが、スペイン人により
すべて剥ぎ取られ溶かされ、船でヨーロッパへ送られてしまいました。


この部屋は、雷と虹を祀る神殿です。

この連続した穴は、管溝を通し、雨水や生け贄を捧げた際の
血を流し出す穴だったと考えられています。

かつてこの前庭の芝には、インカの世界で天、大地、地下を表す
コンドル、ピューマ、ヘビが表現されていました。

前庭では子供達が、お遊戯の真っ最中です。


疲れましたの図。

近くのお土産屋さんに入りました。

コカの葉が入った石鹸購入。
これも持ち込み禁止なのかな?

狭い路地を、歩いて出発です。

途中に「12角の石」がありました。
石組みの隙間に、カミソリの刃も通らないと言われてます。
もう見慣れてしまっていたのですが、あらためて
インカ文明の凄さを感じます。

広場が見えてきました。

アルマス広場です。

アルマスとは、スペイン語で「武器」という意味です。
ここからインカ帝国の植民地化を進めていきました。

山木さん、めっけ。

インカ時代、クスコの中心である広場に王様達の煌びやかな宮殿や
多くの建造物が並んでいました。
スペイン軍はここに、大聖堂や教会を建設しました。
その後、大地震がクスコを襲い、それらの建物は壊れましたが
インカ時代の石組みはビクともしなかったそうです。

熊本の古庄さんが、柱にもたれてキツそうです。
どうしたのと尋ねると、高山病が酷くて辛いとの事です。
毎朝ジョギングして、毎晩カラオケバーで踊ってるタフな人なんだけど
健康的な人なのか、不摂生な人なのか・・ここで答えが出たみたいです。

観光客の為の警官です。
犬も含めて、ノンビリしてました。

スタバのトイレを借りようと思います。

入り口は裏側にあって、見つけにくかったです。

コーヒーの注文が分らなくて、瓶ジュースにした図。
しかも、トイレは壊れていて使えないと拒否られました。
なんてこったい。

クスコ空港に着いて、急いでトイレに走りました。
これは配られたお弁当ですが、
これを空港の椅子に座って食べてた時を思い出しました。
理由は分らないけど、なかなか飛行機に乗れなくて
メチャクチャ待たされました。

やっと、クスコの都市を離れます。

ペルーの三日間が終わります。

船の前の、ペルーの屋台はまだありました。
しつこく見に行きます。
別のツアー参加のひかるさんが、丁度帰って来ました。
「アマゾン良かったよーっ。」
エンドウ先生はペルーの日本人村に出掛けて
尺八で日本の民謡を披露しに行ったようです。
「みんな涙流して喜んでくれるんだ。」
みなさん、楽しい三日間だったみたいです。

今日は11月16日です。
船旅もあと一ヶ月になりました。
持って帰らないと決めたから、ワインは毎晩でも飲まなきゃ。

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