東雲の里にて。
遙か眼下に、駐車場が見えます。
登って来たなぁ。

どうやらここが、第三展望所のようです。
結局、山頂でした。
これが最高地点のアジサイです。

急な登りで、汗だくです。
でも、冷たい風が絶え間なく下から吹き上げてきて
寒い。

山頂には特に何も無く、大きなアジサイがあるのみです。
あの看板業の爺様がここまで開墾して、巨木を倒して始末して、
アジサイを植えたと思うと驚きです。

山を下ります。
汗と植物の葉っぱの露とかで、全身びしょ濡れです。
下着もジーンズも湿ってます。
ワラビ見っけ。

小さな子供を抱っこした、若いご夫婦が登ってきました。
「上まであがりました?」
ええっ、頂上というだけですよ。

子供の笑い声が一緒に登っていきました。
羨ましいね。

細い脇道に、茶室への標識がありました。
どうせならと、足を引きずって向かいます。

何と読むのでしょうか。
茶室のようです。
茶室まで上がって来るのが大変だ。













足元で楽しそうです。

奇抜な色でもサイケでも無く、美味しそうな大きなシイタケみたいな
地味なキノコが一番危ないヤツです。

ホタルブクロかな。

マイナスイオンに溢れています。

おかげで、身体も心もシットリします。


やっと入口の受付に到着しました。

「いっぱい写真撮られました?」

第三展望所まで登ったんですけど、汗だくになりました。
「丁度、暑い時だったですもんね。」

出水の鶴の湯に寄ってから帰ります。
「ゆっくりお風呂に入ってから、気をつけて帰られてくださいね。」

今度来るときは、又ひとりで来ます。
ひとりだったから頂上までいけましたよ。
「先ほどのご夫婦は逆だったみたいですよ。
ご主人が下で待たれて、奥さんが登ったそうです。」
また来ますねと別れました。

どの山に登ったんだろうと、振り返って見ました。

テッペンにアジサイがあるとしたら、あの辺りかな?

車のシートに座ると、直ぐにジーパンの汗で濡れてしまいました。
ハンカチを2枚敷いて、エンジンを掛けて、さぁ風呂に行くぞぉ・・・
そこで、とんでもない失敗に気が付きました。
入浴準備はチャンとしてきたのですが、
替えのズボンは持って来ていません。
入浴後に、このビチャビチャのズボンに足を通すなんて
絶対、無理です。
温泉はあきらめました。
帰宅後に車を降りたら、シートはしっかりと湿っていて、
ハンカチが2枚とも、尻にくっついてきました。
いやぁ今日は、久しぶりの気持ち良い汗でした。

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