鹿児島市にて。
交流センターから直ぐの場所でした。
市立美術館に到着。

立派。

正面にロダンです。
カレーの市民記念像のメインメンバーです。
凄い。

何か展覧会を開催していましたが、時間が無いので無視して、
常設展示場のある2階に上がります。

立派。
お客さんは一組のご夫婦だけです。

いきなりのルノアールです。

モネの睡蓮です。
ここでは、19世紀以降の西洋美術を観る事が出来ます。

ピカソです。
筆のタッチが見えるので、カンバスの上に筆を動かしてる
ピカソの揺れる背中が見えてきます。

セザンヌ、ダリ、ピサロ、ルドン、ボナールそれに、
ウォーホール、カンディンスキーも観る事が出来ます。
左がキスリングで、右が愛すべきローランサンです。
10代の頃にモジリアニと共に、僕に少なからず影響を与えた女性画家です。
「 退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です。
悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です。
不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です。
病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です。
捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です。
よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です。
追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。
死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。 」
「 鎮静剤 」 マリー・ローランサン
という有名な詩を、当時暗記してしまった。

フジタもいます。
これらは残念ながら、熊本の美術館では観る事は出来ません。
少なくとも美術に関しては、鹿児島と熊本の歴史が全く違う気がします。
熊本県立美術館には、これほどのコレクションは無いと思います。
少しはあるはずなのですが、なかなか見せてくれません。

黒田清輝や藤島武二、和田英作、東郷青児などの
鹿児島の画家さん達の作品や、豪快な桜島の作品を楽しみました。
満足感いっぱいで退出しました。
良かった良かった。疲れた。
ただ、予定していた時間をかなりオーバーしてしまいました。
ドルフィンポートで食事する時間は無いか。

その分、時間が出来たので、
鶴丸城に入ってみます。

出来たばかりの新しい鬼瓦ですね。

石積みが虫食いみたいになってます。
銃弾の跡?

そうでした。
歴史の痕跡でした。

驚くほどの巨大なモクを組み立てています。

何処から切り出してきたんでしょうか。
それに、凄い職人技です。

もう帰らないと夕方の散歩に間に合わない。
高速をふっ飛ばしての2時間はちょっと辛いかな。

オーハタさん家から連れてきた3客の食器です。
珈琲カップは、今使ってる珈琲カップの対になりました。

それから、オーハタさんから貰った小さなミカン。
何このミカン?

作りモンみたいに小さくて、酸味が無くて甘いです。
何これ?
小粒の不知火ですか?

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