カニ温泉です。
「部屋はどうせ泊まるだけだから、8畳の部屋をキャンセルして
6畳の部屋にしたからね。」
えーっ!6畳一間?
「問題はトイレがあるかなんだけどね。」
6畳ならあるわけ無いじゃん。
エアコンの配管丸出しで畳が古くて、トイレは外の廊下の
共同便所で、でも結構良い感じの爺様婆様がいて飴ちゃんくれて・・
それ、前回の城崎温泉の旅館じゃん。
蟹はタグ付きだったけどね。

いいよ、部屋狭くても外湯でゆっくり休むから。

でも、駐車場への道が狭いんだろうな。
古い街だから、車のサイズのことなんか関係無いんだよね。

と言うか、コレが旅館に向かう道か。
絶対離合出来ないよね。

着きました。
「月のしずく」さんです。
皆さんでお出迎えして頂きました。
何となく、エアコンの配管むき出しの部屋じゃないような気がしてきました。
挨拶の仕方がチャンとしてるよ。

部屋に案内されました。
へっ? 6畳じゃ無いじゃん。
奥さんと目を合わせました。

どうしよう?
言うべきだろうか。
間違ってませんかって。
いや、このまま黙っとこう。
担当のシホさんに、お薦めの外湯を尋ねました。
「私は「御所の湯」が好きです。」

隣が「一の湯」です。

先へ先へ向かいます。
かつて知ってる城之崎です。

良い湯でした。
前回入った時と比べて、リニューアルされていました。
大きな滝の一番上の浴槽で、ノンビリ運転疲れを取りました。

僕は雪駄をシャリシャリ、奥さんは下駄をカランコロンさせて
旅館に戻りました。
そろそろ部屋に料理が用意されてる頃です。

こちらの旅館も、階段まで畳敷きです。

準備をしていました。

これが、外湯回りのチケットです。
明日は駅前の浴場に行ってみますか。
この部屋ですが、キレイな浴室もトイレも付いてました。
空いてたから入れてくれたんでしょうか?
聞くのが恐いので、このまま知らんぷりしときます。

シホさんが料理を運んできました。
「御所の湯」良かったですよ。

魚の粕漬けみたいなやつ。

但馬牛のしゃぶしゃぶです。

肉もなんだけど、この出汁がメチャ美味いです。

茹で蟹です。

前回城崎温泉にやって来たのは3月で、蟹がギリギリでした。
山の高速道路にも雪がちらついて、もし通行止めになったら
どうやって帰ったらいいんだろうと不安だった記憶があります。

やっぱり蟹は城之崎で喰うのが良い。

ご馳走様でした。

鮭に味噌、合います。

穴子だっけ?

ご馳走様でした。


夕ご飯の食器を片付けて、シホさんが布団を敷きにやってきました。
よく働くなぁ。
若いお嬢さんにこんな事させたくないです。
自分達でやって良いんだけど。
夜は更けていきます。
もう街にでる気力はありません。
これから爆睡します。

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