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痛みの話

今朝は左足首から、左足の中指の付け根に痛みが動いてきました。
ぷっくり腫れてます。

足を引きずって出勤です。

昨年痛風と判明してから、治療を始めようとしたのですが、
治療薬が肝臓に負担をかける事などから、肝臓も悪かった為に
治療を断念しました。

そして断酒して、肝臓が良い感じに復活したのですが、
せっかく良くなった肝臓が悪くなるといけないという事で
奥さんから、薬を飲む事を止められました。

今年になって、思う事があって、あらためて痛風の治療を始める事にしました。
そして戴いた薬を、初めて飲み始めたのです。

ザイロリックという薬です。
今回の痛風の発生がこの薬が原因なら、効果があっているという事です。
関節に詰まった尿酸が、流れ出してきたと思っていいでしょう。

でも痛みが治まるまで一週間ほど必要です。
この間、何も出来ません。

今度痛みが出そうな時は、お医者さんにコルヒチンという薬を出してもらおうかなと
思っていました。

この薬は、痛みが出そうな時に服用すると、痛みが出なくなるというものらしいです。

コルヒチンはイヌサフランという植物の種や球根から抽出するらしいのですが、
かなり毒性が強く、しかも、染色体異常を起こすらしく、タネ無しスイカを作るのに
使用する薬らしいです。

染色体異常という所が気に入らない、という奥さんの言葉を受け、
この薬も飲むことを止める事にしました。

この薬は剥離した尿酸を、白血球が異物としてとらえ、攻撃を開始することで
痛みや熱が発生するのを防ぐ薬です。
白血球が関節内に集まるのを防ぐそうです。


痛みが発生しても、ロキソニンや、たぶん、酢が効いてるから良いじゃんという事です。

痛みについて思う事があります。

この痛風の痛みの最中にすっかり痛みを忘れていた時がありました。
旅の途中にライヨールナイフを見つけ、大喜びしてた時です。
たぶん、この時の僕の脳は痛みを伝達するのを忘れていたんです。


だから、自分の首を自分の手で絞めて息が出来なくなる時の、
苦痛と恐怖は、危険を僕に伝える脳が作り出した苦痛だと思っています。
早く手を離せよ、死んでしまうだろと僕に痛みを与えているのです。
だから脳に伝達能力が無ければ、手足を切り落とされても痛みは感じないはずです。

子供の頃から頭痛持ちでした。
ちょっと体調を崩したり、雨が降る数時間前に頭痛が起きていました。
手術の後に、毎日すごい頭痛が起きました。そのたびに頭痛薬を飲み続け
身体に異変が起きました。
強制的に頭痛薬の使用を止められ、毎日頭痛と付き合いました。
そして、1年後には、頭痛のしない、あるいは頭痛を感じない身体になりました。


今では、どんなに風邪をこじらせようが、こめかみの大きな動脈が脈打とうが
頭痛はしないのです。

逆に頭痛という、身体の異変を示すシグナルを失ってしまいました。
しかし、自分の身体は自分で変えられるという自信を持ちました。

最近、筋力トレーニングを開始しようと思っていました。
この年齢できちんと筋肉を作っていないと、大事な事を始めるときに
体力も気力も生まれて来ない気がします。

しかし、僕の場合には問題がありました。
筋肉は壊れながら太くなっていきます。
壊れるときに、細胞の中のプリン体が血中に流れだし、関節を痛めるのです。
絶対に尿酸値を下げないと、筋力トレーニングが出来ないのです。


元気な未来の為には、今日のこの痛みは、避ける事の出来ない必要な痛みなのです。

そう思うと、少しばかり痛みが減りました。



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Author:ボエム
灰色の鶴の舞立つ漁村生まれ。
終の棲家探しへ。

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