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三度目の胃カメラです。

昨夜遅くまで、ネットサーフィンをやってたせいか眠いです。

10時ピッタリに、胃カメラのお迎えが来ました。
今回の入院で既に三回目ですので、すっかり顔を覚えられました。

気さくに、もう慣れてますよねというフレンドリーな雰囲気です。
点滴注射は相変わらず二度打ちされ、先生からは飲み込んだら俯せになってと言われ、
気になったから、俯せになりながら、先生何を飲み込むんですかと聞いたら
あれ、まだ喉に麻酔薬いれてないの?みたいに気楽に始まりました。

麻酔が効いて、お昼御飯が来るまで爆睡です。

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まあまあ美味しく出来てますが、お粥がそろそろ嫌になってきました。

ふと気づくと、入院治療計画書が新しいものに変わっていました。


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ビクッとしました。
もうすぐゴールです。
ゴールの日は、お酒を飲んでひとりでお祝いをやろうと思っていたんです。
まさか、まだ病院にいるんじゃないだろうな。

まさか、こんなゴールを迎えるとは、
もしかしたら、酒飲めないの?

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夕食を少し奥さんにあげました。
そうです、美味しいんです。
これでご飯さえ普通で、我が家の食器なら。

売店の本のコーナーには全然おもしろいのが置いてません。
奥さんに家から何か持ってきてと頼んでいました。
子供たちの本を持って来ました。

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なんと三冊とも重松清です。
もうちょっとバラバラに持ってきて欲しかったけど。

明日は鶴屋から蜂楽饅頭を買ってくるそうです。
楽しみです。
退院したらまず、なぜか親子丼を食べたいのです。
お店を探しといて。

ところで、第37回の日本アカデミー賞の授与式がテレビで放映されていました。
今年観た映画の中で爽やかに心に残る作品でした。
期待もせずに観た「舟を編む」という作品です。
心温まる余韻を残す作品でした。

「そして父になる」や「許されざる者」や、「清須会議」「真夏の方程式」などの
魅力的な作品を抑えて最優秀作品賞を獲得しました。
「ストロベリーナイト」や「脳男」みたいな娯楽性の高い作品は
最初から該当しないのでしょうね。

「舟を編む」が受賞した事に対して嬉しい反面、別の思いもあります。

日本映画って、この程度なんでしょうか。
この映画は好きですが、あえて人にはすすめません。

第34回の「告白」あたりから理解できなくなりました。
火炎をCGを使っていて、突然安っぽい子供番組になりました。
「十三人の刺客」や、「おとうと」や、「孤高のメス」の方がよっぽど良い。
それに個人的には今まで観た映画の中で最悪の映画を作った中島監督でした。
そこの好き嫌いはあるかもしれませんが。
しかし、僕が最も好きな「下妻物語」を作った監督でもあるんだけど。

第35回の「八日目の蝉」は退屈で途中で寝てしまいました。
「ステキな金縛り」や「探偵はBARにいる」みたいなんじゃダメなんでしょうか。

去年の第36回目の「桐島、部活やめるってよ」に関しては論外です。
これが日本映画ですよって世間に出してほしくない。
「のぼうの城」や「北のカナリア達」じゃいけなかったの?

誰が選ぶの?

で、検索してみました。
やはり、僕と同じ思いの人達が星の数ほどいました。

アカデミー賞は広告代理店がテレビ局と組んでやってるイベントに
すぎないと結論づけています。
映画を正当に評価しようという気持ちはさらさらなく、
有名どころの監督や俳優はことごとく辞退する事態に陥っていて、
ブルーリボン賞やキネマ旬報社の賞に比べると権威の落ちる賞だそうです。

カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した「そして父になる」は米国の
アカデミー賞にはノミネートされませんでした。
理由は簡単です。出品されなかったんです。
外国作品は一国一品と決められていて、出品作品は「舟を編む」でした。
なぜこの作品を推したのか、2009年に「おくりびと」が
外国語映画賞を獲得したからです。

作品の評価では無く、受賞ねらいのあさましい選出でした。
これは、わずか7人の映画関係者で選考しました。

アメリカでは、なぜ「そして父になる」が出品されなかったのかが、
問題になっています。日本での最有力作品だと米誌が伝えています。

日本アカデミー賞は約4千人のアカデミー会員によって選ばれますが
松竹、東宝、東映、角川の大手4社と、その関係業者たちが占めています。

もうそこで全てが見えてきます。
投票者達はその映画のなんらかの利害関係者です。
数の勝利です。

米国のアカデミー賞は会員から投票された票は別の組織が管理しますが、
日本では集計も管理も日本アカデミーが扱うそうです。
談合も行われているという噂もあります。

結局、日本アカデミー賞は出来レースの茶番劇なんだ。

映画の評価は自分で決める。それで良い。



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ボエム

Author:ボエム
灰色の鶴の舞立つ漁村生まれ。
終の棲家探しへ。

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