城崎にて
「またいつもの病気が始まった。」
奥さんが布団に座って僕を起こしました。
まだ3時です。
どうしたの?
新潟に行った時に、奥さんが腹痛を起こし、まだ開いていない病院の薬局にお願いして
薬を手に入れた事を思い出しました。
昨日行ったお店に、今日もう一度行きたい。
そっちの病気か。
後ろ髪引かれながら先に進む旅も良いもんだよと、納得させました。
でも僕もこの後、同じ目にあいました。
突然、干しカレイが欲しくなったのです。
この旅館は外から見ると3階建てなんだけど、中に入ると4階建てなんです。
多分、殆んどの旅館の造りが同じだと思います。
余っている土地は全然無さそうです。

「一の湯」に入ってみました。
何故か裏山に洞窟風呂があります。良い感じです。

こちらは「御所の湯」です。
昔風の窓無しの丸い浴槽、例えば熊本の山鹿の「さくら湯」みたいなお風呂かと予想しましたが、
完全に外れました。
開放的な露天風呂に、裏山の積み重ねた岩から音を立てて滝が流れ落ちて来ます。
一番気に入ったお風呂でした。

奥さんを待つ間、天井の絵を楽しみました。

どこのお風呂も清潔に保たれていました。

リフトがあります。
でもあまり利用している風情はありません。

街並みと柳の木が一番合っている街です。

食事の用意をしてくれていた仲居さんに、近くに駐車場が無いか尋ねました。
奥さんがこの街を気に入ったので,昼までここに滞在しようと決めました。
後で別の仲居さんが部屋までやってきて、駐車場はそのまま使って良いですよと言ってくれました。
メッチャ感謝です。

昨夜のカニ料理でお腹いっぱいです。
適量の朝食にホッとします。

お土産を買って廻ります。
津居山カニのタグ付きです。

干しカレイです。
ここで買っときゃ良かったかな。
この後、これを買いに迷う旅が始まります。

話はちょっと飛びますが、
この町にも豊岡鞄の店がいっぱいあります。
これはニセモノよね。という声が後ろの若い女性達から聞こえました。
ニセモノというのは、どうも動物の革ではなく、合皮の事を指しているようです。
合皮は、動物の皮に似せて作った、合成の皮という事なんでしょうか。
現在の合皮はとてもすばらしい合皮です。
合皮という名前をやめて、別の繊維の名前にして堂々と売ればいいのです。
動物の革は重く、傷つきやすく、雨にぬれると致命傷のシミが残ります。
いわゆる合皮と呼ばれるものは、軽く丈夫で、雨をはじきます。
合皮の特性を利用して、数多くのすばらしい商品が増えてきました。
アウトドアで動物の革を使ったバッグでも持とうものなら最悪です。
雨を吸込んで重くなり、中まで湿らせてしまいます。
街中でリュックを担ぐ若い女性には、動物の皮は不向きです。
もっと、いわゆる合皮を理解してもらいたいと思います。
それに合皮の製品は、動物の革と違って、コバや床面を見せることが出来ないから、
製品を作るのに手間が掛かるんですよ。
まず、合皮という名前を変えてほしいと思います。
ニセモノ呼ばわりしてほしくないのです。
という持論は終わりにして、
この家並みを描きたいです。

外湯を巡ってみます。
ここは旅館の隣の「柳湯」です。今日はしまっています。

今日も沢山の観光客がやってきます。
奥さんから、どうしてこの町はすたれないで残ってるのと聞かれました。
簡単です。
うちだけは絶対に生き残るぞと、考えなかったからじゃ無いでしょうか。

ある有名な温泉地は、膨大な資本を使い、
クラブもカラオケもゲームも完備した立派なホテルを林立させ、
温泉客は外に出る必要が無くなり、町はさびれ、灯は消え、
結局、淋しい町にやってくる温泉客など、いなくなりました。
この町は外湯を作り、お客さんを外に出し、沢山のお店が増えてきました。
益々、活気を求めてお客さんがやって来ます。

但馬牛を食べてからこの町を離れようと思います。
簡単に食べる為に、串やさんに入りました。

大串とカニビール?です。
無論、僕はノンアルコールですけど。

何年か先にもう一度来ても良いよと、奥さんが言ってくれました。
また来れたらいいね。

チェックアウトの時、おばあちゃん女将が気を付けて帰ってねと、
キットカットを4個、僕の手の中に握らせました。
じゃぁ、これから海に向かって走ります。
奥さんが布団に座って僕を起こしました。
まだ3時です。
どうしたの?
新潟に行った時に、奥さんが腹痛を起こし、まだ開いていない病院の薬局にお願いして
薬を手に入れた事を思い出しました。
昨日行ったお店に、今日もう一度行きたい。
そっちの病気か。
後ろ髪引かれながら先に進む旅も良いもんだよと、納得させました。
でも僕もこの後、同じ目にあいました。
突然、干しカレイが欲しくなったのです。
この旅館は外から見ると3階建てなんだけど、中に入ると4階建てなんです。
多分、殆んどの旅館の造りが同じだと思います。
余っている土地は全然無さそうです。

「一の湯」に入ってみました。
何故か裏山に洞窟風呂があります。良い感じです。

こちらは「御所の湯」です。
昔風の窓無しの丸い浴槽、例えば熊本の山鹿の「さくら湯」みたいなお風呂かと予想しましたが、
完全に外れました。
開放的な露天風呂に、裏山の積み重ねた岩から音を立てて滝が流れ落ちて来ます。
一番気に入ったお風呂でした。

奥さんを待つ間、天井の絵を楽しみました。

どこのお風呂も清潔に保たれていました。

リフトがあります。
でもあまり利用している風情はありません。

街並みと柳の木が一番合っている街です。

食事の用意をしてくれていた仲居さんに、近くに駐車場が無いか尋ねました。
奥さんがこの街を気に入ったので,昼までここに滞在しようと決めました。
後で別の仲居さんが部屋までやってきて、駐車場はそのまま使って良いですよと言ってくれました。
メッチャ感謝です。

昨夜のカニ料理でお腹いっぱいです。
適量の朝食にホッとします。

お土産を買って廻ります。
津居山カニのタグ付きです。

干しカレイです。
ここで買っときゃ良かったかな。
この後、これを買いに迷う旅が始まります。

話はちょっと飛びますが、
この町にも豊岡鞄の店がいっぱいあります。
これはニセモノよね。という声が後ろの若い女性達から聞こえました。
ニセモノというのは、どうも動物の革ではなく、合皮の事を指しているようです。
合皮は、動物の皮に似せて作った、合成の皮という事なんでしょうか。
現在の合皮はとてもすばらしい合皮です。
合皮という名前をやめて、別の繊維の名前にして堂々と売ればいいのです。
動物の革は重く、傷つきやすく、雨にぬれると致命傷のシミが残ります。
いわゆる合皮と呼ばれるものは、軽く丈夫で、雨をはじきます。
合皮の特性を利用して、数多くのすばらしい商品が増えてきました。
アウトドアで動物の革を使ったバッグでも持とうものなら最悪です。
雨を吸込んで重くなり、中まで湿らせてしまいます。
街中でリュックを担ぐ若い女性には、動物の皮は不向きです。
もっと、いわゆる合皮を理解してもらいたいと思います。
それに合皮の製品は、動物の革と違って、コバや床面を見せることが出来ないから、
製品を作るのに手間が掛かるんですよ。
まず、合皮という名前を変えてほしいと思います。
ニセモノ呼ばわりしてほしくないのです。
という持論は終わりにして、
この家並みを描きたいです。

外湯を巡ってみます。
ここは旅館の隣の「柳湯」です。今日はしまっています。

今日も沢山の観光客がやってきます。
奥さんから、どうしてこの町はすたれないで残ってるのと聞かれました。
簡単です。
うちだけは絶対に生き残るぞと、考えなかったからじゃ無いでしょうか。

ある有名な温泉地は、膨大な資本を使い、
クラブもカラオケもゲームも完備した立派なホテルを林立させ、
温泉客は外に出る必要が無くなり、町はさびれ、灯は消え、
結局、淋しい町にやってくる温泉客など、いなくなりました。
この町は外湯を作り、お客さんを外に出し、沢山のお店が増えてきました。
益々、活気を求めてお客さんがやって来ます。

但馬牛を食べてからこの町を離れようと思います。
簡単に食べる為に、串やさんに入りました。

大串とカニビール?です。
無論、僕はノンアルコールですけど。

何年か先にもう一度来ても良いよと、奥さんが言ってくれました。
また来れたらいいね。

チェックアウトの時、おばあちゃん女将が気を付けて帰ってねと、
キットカットを4個、僕の手の中に握らせました。
じゃぁ、これから海に向かって走ります。
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