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夢想コミューン崩壊

昔々、多くの人達が、冨と自由を求めて山に入り、開墾をし、村を作ったとさ。

自由で平和で誰もが平等だったそうです。

出来る人達が、出来ない人達に仕事を教え、作物を作り、
みんなで平等に分け合いました。

自然に指導者が数人生まれ、皆がそれぞれの指示に従い、
たくさんの作物が出来るようになりました。

コミューン1a


指導者達の意見が合わなくなる時がありました。

そんな時、指導者達をまとめる、ひとりのリーダーが生れ、
皆から尊敬されるようになりました。

村人達はみんな、彼の指示に従うようになりました。

やがて平等に分け合う事はなくなり、
多く頑張った人が多くの作物を得るようになりました。

それこそが平等だという考えが普通になりました。

花1a



多くの作物を産む人が、沢山の人達に作業を手伝わせるようになりました。

やがて資本家と労働者に大別されるようになりました。


資本家はもっと沢山の作物を求め、
労働者にもっと多くの労働を求めるようになりました。

貧富の差が大きくなり、労働者達の不満も大きくなってきました。


花2a


資本家は秩序を守るために、自分に都合の良い決まり事を作り始めます。
増々、労働者達の不満が大きくなってきました。

労働者達の不満を受け、件のリーダーが立ち上がり、
資本を開放し、労働者達に与えました。

件のリーダーは村人全員の尊敬を受け、村のリーダーになりました。


リーダーは直ぐに法律を作り、秩序を村人に求めました。

村人達は自分達の作物をリーダーに提供し、
村を守ってもらう事になりました。

コミューン2a


やがて、いつしかリーダーはもっと沢山の作物を求め始めました。

村人達はかつての資本家の元で働いていた時よりも、
もっとつらく、貧しくなりました。

リーダーは親類や友人や新しく雇用した人達を優遇し、
村人達を監視し始めました。

リーダーの悪口を言う村人や、抵抗する村人達を拘束し、
リーダーに告げ口をする村人には、褒美を与えました。

花3a




村人達のほとんどが友人を失いました。

やがて、村人達はこの村から去っていきました。




20130211162330c90s[1]



昔々、多くの人達が、冨と自由を求めて山に入り、
開墾し、村を作りました。

自由で平和で、誰もが平等でした。


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Author:ボエム
灰色の鶴の舞立つ漁村生まれ。
終の棲家探しへ。

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