パン屋へつづく道

ほしのむらのお茶畑って、こんな規模の畑しか見当たらないんだけど、まさかね。



延々と山と谷と風です。
車だって通ってない。



離合出来ない細くて陽の差さない暗い山道が続きます。

ところで、鯛生金山で何するの？

行かないよ。

へっ？

鯛生金山から小国町まで近いと言ったじゃん。

へっ。そんなん聞いたっけ？

小国町で何するの？

パン買うって朝一番に言ったじゃん。

へっ？



着いたぁ。しかも目の前だ。
これは入るしかないでしょ。



いまだにやってました。
砂金採りです。
数十年前からやってます。多分。



観光バスでやって来た団体さんですか。
砂金を撒いて、お客さんに採らせて、それで数十年やってけるんですねぇ。
妙なところに感動してしまいました。



ここ山の中の、中津江村は日韓ワールドカップの時のカメルーンのキャンプ地です。
それで有名になってしまいましたが、本当に山深い山の中の山です。
何故、ここがカメルーンなのか、今でも分かりません。



こんなのが売店の壁に飾られていました。
カメルーンの選手でしょうか。
日韓ワールドカップは２００２年だから、これは何でしょうね。




小国町の何処に着くんだろうかと思っていましたが、
鍋ヶ滝の入り口の前を通過しました。
ここかぁ。
あとは分かります。



やっと着きました。
そらいろのたねです。
ほしのむらから遠かったぁ。



パンは殆ど売り切れていました。
そうでしょうね。



せっかく来たから岡本豆腐屋さんで食事しようかと思いましたが
もう材料が無くなって閉店だそうです。
テイクアウトも油揚げしか残っていないそうです。

現在16時半です。早いなぁ。




阿蘇が見える道路に出ました。
車を停めてちょっと見に行ってみます。

後ろから上ってきた関西の三人の男性が大声で歓声を挙げました。
すごい、すごい、何これ、すごい、すごい。

確かに僕もすごいと思う。
特に今日の阿蘇は凄い。





梅雨の晴れ間の阿蘇の草原のこの色は、6月にしか見られない色かも。



こっちまで来て良かった。
帰るか。



岡本豆腐の油揚げの美味しさに、奥さんが感激してました。

それにしても、ソーセージもパンも豆腐もなんで山の上にあるんだ？