コイシワラへ。

暗く細い道から抜け出て、広い道に出ました。

高取焼きの付近から突然、渋滞が始まりました。

ここで、こんな渋滞は初めて見ました。

この状態だと、小石原の中心地の道の駅まで３時間以上掛かるかも。

遠い昔に、道を外れて太田富隆氏のマルワ窯に着いた事を思い出しました。

その脇道が近づいてきました。

意を決して左折して谷に降りました。



ほんの数分で着きました。
これで数時間短縮出来たぞと有頂天です。
駐車場の警備員さんがやって来ました。

ここから先は進入禁止なんですよ。

知ってます。
この店にやって来ただけなんです。

この店、無いですよ。

へ？

ほらっ、とお店の方を振り返りました。

僕も視線を追ってお店の方を見ました。

お店が消えてます。

火事でね、焼失したんですよ。

声が出ませんでした。




折角ここまで１時間も並んだんだから、このまま帰る気がしません。

駐車して、ちょっとぶらつく事にしました。



小鹿田よりお客さん少なくない？と、奥さん。

確かに、こっちの方が少ない気がします。




こっちの通りは、道の駅のある大通りからかなり離れた場所にあります。

それにしても、いつもより少ないかな。




時間的にも、いつもはもっと多いんだけど。



あの渋滞の人達は、こっちの皿山地区に来ないの？



こちらも太田姓の窯元です。

親戚なのか、単純に同じ姓が多い村なのか分かりません。



こちらは太田秀隆窯です。
名前も似てるから親戚でしょうか。違うかな。
極彩色のグラデーションが美しい焼物です。



敷地の裏の建物にある、アウトレット商品を２枚購入しました。



いつも、この店までやって来て、引返します。

好きな作品が多い、気になるお店です。

梶原日出氏のヤママル窯です。




天井にはヤザワのポスターが飾られていますが、
その下の展示台には高価なラスター彩の焼き物を見る事ができる唯一の窯元です。



秋晴れに恵まれました。

青空の元、散歩には最高です。



紅葉がほんの少し始まっていて、これはこれで良い感じです。



富隆氏のマルワ窯の商品は、別のお店に展示されていましたが、
スペースが狭くて物足りないのは言うまでもありません。




僕らだけじゃ無く、富隆氏の店だけを目的に来られたオジサンもいました。
ファンも多かったんでしょうね。
皆さん、この立札の前で立ち止まって驚いています。



歩き疲れたのか、もうマリノアに行かなくていいよとの事です。

うどん食べそこなったから、山田ＳＡで豚を食べて帰りますか。

小石原に向かう道路は、僕らが登って来た時よりも更に大渋滞が続いていました。