あと六日だって。

一枚のハギレから二個分のパーツが取れました。




柔らかいのですが、柔らかすぎます。
芯が無い柔らかさです。
問題です。



全面に多めのトコフィニッシュを塗り込み、一晩待つ事にしました。

裏に豚革を貼るべきか、その場合のデメリットを思いながら目覚めました。

早速、革のところへ行き、持ち上げてみました。

どうにか大丈夫みたいです。

このまま裏貼り無しで進める事にしました。



一気に始めます。

作ったばかりの茶色の小財布は、昨日あげて喜んでもらえたそうです。



柔らかいパーツにトコフィニッシュをたっぷり付けて
ガラス板でバリバリに固くします。



赤い革に青色や緑色の糸もカラフルで可愛いな。
オレンジ色も軽くなって感じ良いなぁ。
悩みます。
隣で編み物をしている奥さんに聞いてみました。



遊ぶな。
赤。



縫い込んだら糸のデコボコをガラス板で抑えます。

クオリティはこんな簡単な作業で高くみえます。




今回は忘れずに、ジョイントのパーツを先に付けます。




ボスから鶴屋吉信のお多福豆のお菓子が送られてきました。
明治３７年に誕生した福ハ内の菓銘は富岡鉄斎の書だって凄いですね。

とんでもない事を思い出しました。
このお店はロンドンにありますが、その店の前で突然、
友達とはぐれた二十歳位の大人しそうな女の子が、助けを求めに来ました。
すべて友達任せの旅行で、ホテルの名前も場所も覚えていないという事でした。

僕の携帯電話からその子の友達の携帯に電話を掛けましたが、通じませんでした。
結局ガイドブックの地図を破って、現在位置と三越の場所を教えました。
ここには日本人スタッフがいっぱいいるから助けてもらってねと送りました。

次の日に三越のスタッフに尋ねましたが、そんな子は知らないと言われました。
大丈夫だったんでしょうか。



さて、今から畑作りです。

青空で良かったです。